家で過ごす時間が長くなり、食卓で一献することが多くなった。時間を気にせず、酒を愉しめるのが「家呑み」の魅力。そこで、家呑みをゆったり愉しむために、時間が経っても燗酒が冷めない酒器をご紹介。「酔壺」と名付けられた酒器は、蓋付きの本体(保温・保冷兼用)と徳利、ぐい呑みのセットだ。陶器が持つ優れた蓄熱作用により、時間が経っても頃合いの温度を保つ便利な機能を持つ。
使い方はこうだ。あらかじめ、本体と蓋を水に浸しておき、燗酒の場合は本体を電子レンジで4分程度加熱(500W)、その後に酒を入れた徳利を収め本体ごと2分程度加熱(同)して燗をつける。しっかり温まった本体に徳利を入れておけば燗酒が冷めにくい。同様に、本体を冷蔵庫で1~2時間よく冷やしておけば、気化熱により冷酒がぬるくなりにくい。
伊賀焼(三重県)の窯元、長谷園が考案した、季節を問わず使える酒器である。
【今日の逸品】
保温冷酒器 酔壺 ぐい呑みセット
長谷園(日本)
14,740円(消費税込み)