単行本累計48万部突破の大ヒット猫漫画『俺、つしま』。
7月2日(金)からは、いよいよアニメ放送も開始され注目度は高まる一方ですが、このアニメ化を記念して刊行されたファンブック『俺、つしまBOOK』には、今まであまり語られることのなかった作画の秘密やコミックスに掲載された様々なシーンの裏話が『つしまウンチク事典』としてまとめられています。
今回はそんなウンチクの中から、あの「太ももベッド」を紹介します。
そもそも「太ももベッド」とは、つしまの師匠でもあり、おじいちゃんの家の姐御的存在である『ずん姐さん』のためにおじいちゃんが作った抱き枕のこと。
── 布団の中が大好きで、その上、おじいちゃんの「足枕」があれば言うことないくらい幸せ、という『ずん姐さん』。おじいちゃんは、そんな姐さんを残して起きなくてはならない時、いつも後ろ髪を引かれる思いだった。そんなある日、おじいちゃんの足を模した抱き枕があれば、姐さんが布団にひとりでいても寂しくないのではないか、とひらめき、作ったのが…… ── というのが、コミックスで描かれる「太ももベッド」誕生秘話ですが、その実物がこれです。
ストーリー担当の『おぷうのきょうだい』の妹さんは「できるだけ私の足に近づけるために肌色の合皮をセレクト」したものの「縫いづらいわ出来上がりは固いわで失敗したかなぁ」と思ったそうですが、意外にも『ずん姐さん』だけでなく、他の猫もすっぽり収まって寝ていると言います。
ただし、思わぬ問題も……。
「使わないときは邪魔で仕方ないし、リアルすぎて怖いんですよ。ベッドからニューンって出ていると素で『誰っ?』と声がでてしまいます」(『おぷうのきょうだい』妹さん)。
さらにこの「太ももベッド」の実物画像をTwitter(@tsushimacat)に投稿したところ、(エロすぎて?)「不適切な内容が含まれている可能性があるため表示できません」と表示されてしまったということもあったとか。
6月22日に発売されたファンブック『俺、つしまBOOK』(定価1320円・税込)では「太ももベッド」の他にも、『おぷうのきょうだい』というペンネームの由来や、『俺、つしま』の様々なシーンに隠された傑作名画へのオマージュを読み解く「映画と『俺、つしま』」などの知られざるウンチクが満載。ぜひ書店などでチェックしてみてください!
〈祝!今夏 アニメ化 特別編集〉
永久愛蔵版ファンブック
『俺、つしま BOOK 』
『俺、つしま』第1〜3巻も絶賛発売中!
アニメ『俺、つしま』は7月2日より放送! 詳しくは https://www.tsushima-anime.com/
アニメ公式Twitterでも情報発信中! https:// twitter.com/ tsushima_anime