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昨今、コロナ離婚が流行っていたり、芸能界でも不倫が話題になっており、不倫をされた側は離婚という選択肢が浮かぶことも多いと思います。離婚すると決めたとき、最も悩むことのひとつが「子供にどう伝えるか」です。そこで弁護士相談プラットフォーム「カケコム」を運営する株式会社カケコムが、離婚経験があり、子供がいる男女100名を対象に、「離婚について子供にどう伝えたかに関するアンケート」を実施しました。離婚が決まり、子供にどう伝えるべきか悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

■実際に離婚した人は子供にどう伝えているのか?

実際に子供がおり、離婚経験がある男女100名に「離婚が決まった際、子供に離婚の話をしたかどうか」(Q1)について聞きました。結果、子供に離婚の話を「話した」と回答した人が55%、「離婚とは言わずはぐらかした」と回答した人が25%、「何も話さなかった」と回答した人が20%でした。
「話した」「離婚とは言わずはぐらかした」人を「子供に何かしら伝えた(説明した)人」としてまとめると、そのグループは80%に及び、ほとんどの人は離婚の際に子供に何かしらを伝えていた結果となりました。

◆「話した」と回答した人は具体的にどう伝えたか

「話した」と回答した人の中には、単刀直入に離婚の話をしたという人が特に目立ちましたが、その他には下記のような方がいました。

◇離婚理由をはっきり話した
30代女性
正直に「ママな、パパ嫌いになってん。もう仲直りできひんねん」と話していたら、何故サヨナラするかはわかりやすかったみたいで、現在は中学生ですが、普通に元夫の話を今の夫に話したりしています。包み隠さずきたので、再婚も上手くいきました。
40代男性
「お母さんと上手く行かなくて、それを〇〇くんに見せたら悪いと思ったから別れたよ」と伝えました。

◇離婚理由は明確にせず、離婚することだけを伝えた
30代女性
元旦那の不倫が原因での離婚でしたが、不倫したことだけは言わずに、「お父さんがお母さんに嘘をついて、その嘘というのは、家族になったら絶対ついてはいけない嘘なんだ。それでお母さんは、お父さんのことが大嫌いになってしまって、もう一緒に暮らせなくなってしまったの。こうなってしまったのは、お父さんとお母さんが悪いから、あなたは何ひとつ悪くないからね。巻き込んでしまってごめんね」と、向かい合ってゆっくりはっきり伝えました。

◆「離婚とは言わずはぐらかした」と回答した人は具体的にどう伝えたか

「離婚とは言わずはぐらかした」と回答した人の中には、下記の「どこか違う場所で暮らすことになると伝えた」パターンと「仕事が忙しいから会えないと伝えた」パターンが多くを占めていました。

◇どこか違う場所で暮らすことになると伝えた
40代女性
夫と別れて実家に帰ることにしたので、「おじいちゃん、おばあちゃんのところへ行こう」と伝えて家を出ました。

◇仕事が忙しいから会えないと伝えた
30代女性
保育園などで違うお友達のパパを見たとき「なんでお父さんいないの?」と聞かれたので「お仕事に行ってるんだよ。」と伝えました。パパの記憶がない子どもは、そのことを気にする様子はありませんし、寂しいということもありません。

◇「離婚」という言葉を使わず、幼くてもわかる言葉で説明した
40代女性
まだ幼かったため、離婚という言葉を理解するまで時間がかかり、わかりやすい言葉に変えて伝えた。

■離婚話は子供にどう伝えれば後悔しないのか?

続いて、子供に離婚の話を「話した」「離婚とは言わずはぐらかした」「何も話さなかった」と回答した100名に、それぞれその手段を取って後悔したかどうかをアンケートしました。
「話した」ことを後悔している人は5.5%、後悔していない人が94.5%と、ほとんどすべての人が後悔していない結果。「離婚とは言わずはぐらかした」ことを後悔している人は40%、後悔していない人は60%と、後悔していない人がやや多い結果。「何も話さなかった」ことを後悔している人は10%、後悔していない人は90%で、ほとんどの人が後悔していない結果。
最も「後悔している」と回答した割合が高いのは、「離婚とは言わずはぐらかした」と回答した人。それでは、それぞれ後悔している、後悔していないと回答した理由を見ていきましょう。

◆「後悔している」と回答した人

◇子供が悲しんでいたから
40代男性(Q1で「話した」と回答)
思ったより子供が悲しんだので、もっと上手い言い方があったのではないかと後悔しています。

◇正直に話した方が子供にとって良かったかもしれないと思うから
40代女性(Q1で「離婚とは言わずはぐらかした」と回答)
子供が傷付かない様にと配慮したつもりだったのですが、今から考えると、正直に伝えた方が良かったのかなと思ってしまいます。

◆「後悔していない」と回答した人

◇嘘をついて信頼を失わずに済んだから
30代女性(Q1で「話した」と回答)
一度誤魔化したり、嘘をつくと、親子間で離婚の話がタブーになってしまうので、正直に言って良かったと今でも思います。

◇子供に離婚について話しても理解できる年齢ではなかったから
30代女性(Q1で「何も話さなかった」と回答)
離婚した時に子どもが小さかったので理解できないと思い、小学生になってから、離婚した事実を伝えました。

◇離婚しても変わらず大好きであることを子供に伝えているから
30代男性(Q1で「話した」と回答)
別れてもちゃんと会えるし、大好きな事は今でも伝えているので後悔していません。

■子供に「もっとこう伝えればよかった」と思うことは?

実際の経験を通して、「子供にもっとこう伝えればよかった」と思うことはあるか調査しました。結果は下記のとおりです。

◇徐々に離婚話を切り出していけばよかった
40代女性
子どもが不安を募らせる前に、段階的に話していった方が良かったと思う。急に離婚する話になった訳ではないため。

◇もっと子供が傷つかない言い方をすればよかった
40代男性
子供たちが離婚に関係していないということをはっきり言えばよかった。

◇配偶者の気持ちをもっと考えて伝えればよかった
30代男性
妻のことを非難しなかったらよかったです。

◇子供の意見を聞けばよかった
40代女性
経済的な事を理由にパパと暮らした方がいいとは言ったけれども、ママが頑張って働くから一緒に暮らそうと言えば良かったと思いました。あなた達はどう思う?と聞けばよかった。

***

「離婚の話を子供にどう伝えるか」は各家庭の親子の関係等によるところが大きいため、どんな伝え方が正しいのかは一概に言えませんが、「自分の気持ちが冷静になった状態で子供に伝えること」「子供に愛情があることをしっかり伝えること」は意識して伝えるようにしましょう。

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