もうすぐ新学期。お子さんのいるご家庭では、何かと準備に大変なことも多いことでしょう。株式会社レビュー(https://jafmate.co.jp/)が運営する暮らしに役立つ情報メディア「さぶろぐ」(https://sublogg.com/)は、日本全国の10歳以上の方を対象に「子供の新学期で大変だと思うこと」についてのアンケート調査を実施しました。結果をランキング形式でご紹介しましょう。
調査概要
調査対象:10代以降の男女
調査日:2022年2月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:150人(女性122人男性28人)
調査レポート:https://sublogg.com/report-38/
子供の新学期の準備で大変だと思う事こと、1位は「持ち物への記名」
1位になったのは「持ち物への記名」です。2位以降は、「PTAの役割決め」、「配布物の管理」と続き、「ぞうきん作り」は8位という結果になりました。
1位:持ち物への記名
・持ち物の記名が多すぎる。小学1年生の時は算数で使うオハジキや細い棒にも名前を書かなければいけなく、油性ペンで書いても油分がオハジキや棒に付いているのか上手く名前が書けず、数も大量にあるので2人目の子の時には名前シールを使ったが今度は小さすぎて上手く貼れなかった。(女性40代)
・進学(新学期)にあたり事前に揃えておく必要のある物が多く、また、大きさ、寸法も指定されてるのでかなりの労力が費やされました。(男性40代)
・小学生になるのですが、こんな細かいものまですべて名前を書かないといけないと思うと忙しい毎日の中ですごく大変な作業だなと思います。(男性40代)
1位は、とにかく書くものが多すぎる! と「持ち物への記名」が選ばれました。おはじきなど小さいものも多く書けないという声もありました。
2位:PTAの役割決め
・絶対に役員をやりたくない人が、あれやこれやともっともらしい理由を延々と話し続け、役員決めのほとんどの時間をそこに取られてしまうこと。さらに、くじ引きでゴネて、あまつさえやりたくない人がアタリくじを引いてしまったら、誰かに押し付けるまで役員決めが終わらないこと。(女性30代)
・PTA役員はとにかくみんなやりたくないので、役員を決めなければいけないときは何だか会場がギスギスする感じで、雰囲気が良くない。メンタル的に大変と思う。みんな忙しいし、時代に合ってない気がするので正直PTAも廃止にしたら、と考えたりもする。(女性40代)
・小学校ですと6年間あるなかで、PTA役員をどのタイミングで引き受けるかは、自身のライフスタイルにも大きくかかわってくるため、他の保護者との駆け引きや兼ね合いで大変苦労します。(女性30代)
2位は「PTAの役割決め」で、誰もやりたくないし、決まらないし、時代に合っていないなど色々な意見がありました。
3位:配布物の管理
・毎日沢山のプリントが配られるので管理がとても大変。提出期日が迫っていたり、無くさないように管理したり、すごく大変だと思う。(女性20代)
・新しい学校の1年生は、ほんとに大変。家までの地図を枠内につけるのが、苦手。パソコンで取り出すけど、高校は、近くではないから、パソコンと格闘する。最近は、ハンコ免除になったけど、提出物にやたらハンコを求められるのも今思うと大変だった。ハンコがないだけで返却は意味不明。(女性40代)
・新入生の際は特に様々な書類を記入しなくてはならない。住所など同じことを何枚も書く必要があるし、自宅周辺地図の作成が特に面倒(男性30代)
3位は「配布物の管理」で、提出期限が迫っていたり配布物をなくさないように気を使っている方が多くいました。
新入生の時は、書くものが多すぎて大変という声も。
4位:制服の購入
・制服の購入が金銭面で大変。安いメーカーだとその時は安くてもすぐ生地が悪くなることがあるので、一流メーカーを買わないといけなくなるので出費が大変。(男性30代)
・入学にともない制服の準備はサイズ、金額が重視です。安い金額ではないので3年間着るサイズをどうするかが悩みどころですね。(女性20代)
・私の子供は比較的大きいので、記名や配布物は自分たちでできます。家庭訪問はもう何年もありません。総合的にみて、制服の購入がキツいです。金額も高いし、制服だけでなく学用品や副教材なんかも買わなきゃ行けないので金銭的に大変です。(女性50代〜)
4位の「制服購入」は、圧倒的に金銭面で大変という声が多くありました。大きくなることも考えて購入するのでサイズに悩む方もいました。
5位:ママ友とのお付き合い
・ママ友と仲良くしとかないと情報が回ってこなかったり、自分の子供が仲間外れにされないか心配になったりするから。(女性20代)
・一から人間関係を築いていかなければいけないのが億劫で大変です。子供のためでなければ絶対にやりたくないです。(男性30代)
・僕は男性なのでそういったしがらみは少ないかもしれないですが、ママ友という文化はそもそも煩わしいと思います。(男性30代)
「ママ友とのお付き合い」は、付き合いがないと情報が回ってこなかったり子供が仲間はずれにされるかもと心配する声があがりました。子供のためでなければやりたくないという意見もありました。
6位:家庭訪問
・子どものことについて色々と話し合うことが多そう。心配性なのでたくさん聞いてしまう。子どもが静かにしない。(女性20代)
・先生も担任を持ってから子供のことをほとんど知らない状態で表面上の話しかできないのでこの時期はあまり意味がないと思います。(女性40代)
・現在、コロナ禍で家庭訪問がないですが、コロナの前はとても大変でした。普段からきれいにしておけばよいのですが、家庭訪問となると毎年大掃除でした。(女性40代)
6位の「家庭訪問」は、家の掃除が大変という声が多くありました。
7位:登下校の送り迎え(見守り)
・最初の1か月は毎日通学班の集合場所まで送り迎えしたり、当番制で学校から付き添って歩かなくてはいけなかったから。(女性30代)
・我が家は共働きなのですが、共に仕事が忙しくなり、送り迎えを当番制にしたいのに中々スケジュールが合わず、よく揉めていました。(女性20代)
・他の保護者とペアで行わなくてはいけなくて、時間が厳密に決まっているので、少しでも遅れると迷惑になるから。(女性30代)
「登下校の送り迎え(見守り)」は当番制で、時間にも厳しく大変という声がありました。
8位:ぞうきん作り
・子どもの学校では、ぞうきんにゴムを縫い付けなくてはいけないので手間になっています。長さも決まっていて面倒です。(女性40代)
・ミシンなどの手芸が苦手なので、ミシンを使うぞうきん作りが大変だと思ったからです。また、子供1人に2枚必要など、作る枚数も多いので、負担に感じます。(女性30代)
「ぞうきん作り」は、8位という結果になりました。
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150人にアンケートを行ったところ、「持ち物への記名」と回答したのは全体の35.3%でした。また回答した理由として、書くものが多すぎるという意見や、細かいものも多すぎて名前が書けないといった意見が数多く見受けられました。1回ですぐ終わればいいですが、細々として延々と続く作業は面倒に感じる方も少なくないようです。子供が小さいうちは1人でできないことも多く大変ですが、子供の喜ぶ顔を想像して頑張りましょう!
*引用元:「さぶろぐ」https://sublogg.com