ペットが亡くなったら、どうする？ 供養方法TOP3「自宅の庭に埋葬」「移動火葬車」「ペット霊園」

ペット霊園をご存じでしょうか？ ペットが亡くなった際に、火葬して供養をしてくれるペット専用の霊園です。最近では、いろいろなところで耳にする機会も多いので、ご存じの方も多いと思います。メモリアルなび（https://www.aeonpet-memorial.com/）が、犬もしくは猫を亡くした経験のある方111人にアンケート調査を実施しました。その結果に基づいたペットが亡くなった際の供養方法の実態について、ご紹介していきます。

■ペットが亡くなった際に問い合わせたところは？

まずは、ペットが亡くなった時の対応について見ていきましょう。「最初に問い合わせをしたところはどこでしょうか？ 」という質問をすると、「かかりつけの動物病院」「インターネット検索」が一番多くそれぞれ24%の割合を占めました。次いで、「特にない」が17%、「霊園」が16%という結果になりました。特に問い合わせをしないという人も一定数いるようです。

■亡くなったペットの供養の方法

次に、亡くなったペットの供養方法について調査しました。すると、6割の人が「ペット霊園で火葬した」という結果になりました。次いで「移動火葬車で火葬した」「自宅の庭に埋葬した」がそれぞれ15%でした。「ペット霊園で火葬した」「移動火葬車で火葬した」を合わせると75%となり、7割以上がペットの亡くなった後、火葬しているようです。もはや、ペットの火葬は一般的になったと言えるでしょう。

調査の結果、供養の方法は大きく分けて次の四つだと言えます。「ペット霊園で火葬をする」・「移動火葬者で火葬をする」・「自治体へ持ち込む」・「自宅の庭に埋葬する」です。どの方法を選ぶかは飼い主のペットへ込める思いが関係します。それぞれの意見をまとめると次の様になります。

①ペット霊園で火葬をする方：人間と同じように丁寧に供養してあげたい。
②移動火葬車で火葬した方：費用が安く目の前で火葬してくれるから。
③自治体へ持ち込んだ方：費用が安くて安心だから。
④自宅の庭に埋葬した方：近くていつも一緒にいたいから。

■ペット霊園をどこで知ったか？

それでは、一番多かった「ペット霊園」についてどこで知ったのでしょうか？ 情報を入手した手段を聞いてみました。すると「インターネットで探した」が66%、次いで、「知人や家族に聞いた」が16%、「自治体へ問い合わせた」が6%という結果になりました。ほとんどの方がインターネットで検索しているようです。

また、火葬したペット霊園に決めた理由を聞いてみると、次の様な回答が寄せられました。

・実際に見学して良さそうだったから
・お世話になったので、ちゃんとしてやりたかった
・人間と同じく納骨出来ていつでも供養に来られるから
・ネットのレビューで、とても親切で丁寧だった、という書き込みを多く見たから
・かかりつけ医の紹介、車で行ける距離、高すぎない料金の3点です
・自宅から近いし綺麗だから
・立派な施設だったから。
・遺骨を返してくれるので。
・動物病院で紹介されたから。

■ペット霊園を選ぶ時に重視すること

次は、ペット霊園を選ぶ時に重要視することを聞いてみました。すると「料金」が55%、次いで「霊園の場所が近いところ」が48%となり、この二点が大きなポイントだと言えます。また「サービス（プラン）の内容」も4割の人に支持されるという結果になりました。その他、口コミ・レビュー内容も重要視されている点は、多くの人が情報をインターネットで集めていることと関連していると言えます。

■ペットが亡くなった際に一番知りたいこと

それでは、ペットを飼っている人が、ペットが亡くなってから火葬になるまでで、一番知りたい情報はなんなのでしょうか？ 「料金」はもちろんのこと、次いで「サービス（プラン）内容」や、「ペット霊園で行う一連の流れ」が票を集めるという結果となりました。料金以外では、「どんなことをしてくれるのか」という内容が知りたいようです。

■供養方法を決めたタイミング

最後に、ペットが存命中に供養方法を決めていたかどうかを聞いてみました。すると「決めていた」が57%、「決めていなかった」が43%という結果になりました。最近では、半数以上の方が、ペットが亡くなる前から供養方法を決めているようです。

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いかがだったでしょうか？ 今回は、ペットの供養に関することを調査しました。最近では、多くの方が、ペットが亡くなった後、火葬を行って供養しています。すでにペットの火葬は一般的になっていると言えるでしょう。さらには、ペットが亡くなる前から供養方法を決めている方も半数以上いるなど、ペットを家族同然に飼われている方が多いことが伝わってきました。愛したペットを供養してあげたいと思う気持ちは、人間に対する愛情と変わりませんね。

【調査概要】
アンケート回答者：犬もしくは猫を亡くした経験のある方111人（全国）
アンケート回答期間：2020/11/4