いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第44回のテーマは「スマホの操作用語」です。
なんとなくわかっているようで、もしかしたらわかっていないのがスマートフォンを操作するときの用語では? そこで、復習もかねて、今回は基本的なスマホの操作用語を紹介していきます。
タップ
画面を1本の指で軽くタッチすることをタップと言います。アプリを開くときや、Safariなどブラウザアプリを利用している際、見たいWebページを開きたいときなどに活用します。
ダブルタップ
1本の指で画面を素早く2回タッチするのがダブルタップ。持っているスマホがiPhoneかAndroidかにより多少できることが違いますが、例えば、Webサイトの画像をダブルタップすると拡大されます。
長押し・ロングタップ
画面に1本の指を置いたまましばらく押し続ける操作方法を長押し、またはロングタップと言います。たとえばiPhoneであれば、ホーム画面でアプリアイコンを長押しすると、アイコンの移動などホーム画面の編集が可能になります。
スワイプ
1本の指を画面に置き、左右、または上下に向かって、指を滑らせるように移動させるのがスワイプです。たとえば、iPhoneのSafariで前のページに戻るとき、スワイプを使うと簡単に前のページを表示させることができます。
フリック
1本の指を画面に置き、上下左右、指を弾くように素早く動かす操作方法がフリックです。「フリック入力」という方法があります。これは文字入力するときに、打ち込みたい文字を素早く入力するために、フリックという操作を使う方法です。たとえば「い」と入力したいときに、キーボードの「あ」に指を置き、素早く左方向へ指を弾くと「い」が入力できます。
スクロール
画面に指を1本置き、画面から離さずに上下に動かす動作がスクロール。たとえば、Webサイトを見ているときに、画面の下のほうにある文章などを表示させたいときに使います。
ピンチアウト/ピンチイン
画面に指を2本置き、両方の指を同時に広げるようにします。これをピンチアウトというのですが、そうすると画面に表示されているものが拡大されます。逆に両方の指を同時に近づけていくと、縮小されます。これをピンチインといいます。たとえば、Webサイトを見ていて、拡大したいところはピンチアウトしてみます。ピンチアウトから元のサイズに戻すときなど画面を縮小したいときはピンチインします。
普段何気なくやっている動作でも、説明文などで用語が出てくるとどういう操作のことを言っているかわからなくなってしまうこともありますよね。そのときは、今回ご紹介した用語解説を参考にしてみてください。
※iPhone7/iOS14.2で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/