文・イラスト/小池美波
こんにちは!「快適に過ごせる靴との出会い」第3回目です。
今回は、「靴の買い替え時期」について解説して行きます。
読者の皆さまは、靴はどれくらいの期間履いていますか?
靴にはそれぞれ耐久年数があります。実は靴の耐久年数は意外にも短いものです。
分かっていても、「勿体ないから…」と使用している方も多いと思います。
◆靴の耐久年数?
皆さまの中に「10年前に使っていた運動靴を出して履いている…」、「数年前に購入して履いていなかった靴を持っている…」という方もいるのではないでしょうか。
靴は「自然劣化」するものです。そのため“箱から出して履いた瞬間”からではなく“製造された日”から劣化が始まります。
日本の場合は四季があるため、“寒暖差”や“湿度の変化”が激しく、靴の劣化の原因にも繋がります。
また、皆さんの「使用頻度」「運動量」「体格」「手入れ」「保管条件」で異なってきます。
それでは、靴の種類別にみていきましょう。
●運動靴について(スニーカー等)
読者の方の中には、ジムに通っているという方もいらっしゃいますよね。
運動用の靴は、「約1年間」で交換することをオススメします。
室内で履く場合、外面が汚れにくく綺麗な状態が続くため劣化に気がつかないことがあります。このため、クッション性などが落ちてきて靴としての機能を果たさなくなった靴を使用している方は非常に多いです。
ジムに通い始めるにあたって、靴の購入をしなければなりません。そんな時に、「数年前に買って履いてなかった靴があるから、それを使いたい」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
「経年劣化」した靴を使うことで脚の怪我や腰痛など身体への負担は大きくなりますので、できれば運動時での使用は避けて下さい。
靴の寿命の見分け方をいくつかご紹介します。
皆さんも是非ご自身の運動靴で確認してみて下さい。
まずこの様に、カカト部分が削れて靴が傾いていませんか。
左右で傾きが異なる場合もあり、運動中の身体の歪みに繋がります。
ウォーキングやランニングで使う外履きの場合にはソールの摩耗や、アウトソールの溝が磨り減っていないか確認してみて下さい。
ちなみに下図の様に左右の磨り減り方が異なる場合もあります。
このように、ミッドソールにシワが入っている場合にも靴の寿命がきている証拠です。クッション性が落ちていることも分かりますので定期的に確認して下さい。
靴のアッパー(甲被)が破れているものは一目瞭然、脚を保護することが出来ませんので履かないで下さい。
●革靴について
革靴も運動靴と同様に、ソールの磨り減り方をチェックしてみて下さい。
革靴の場合、運動靴と違いソールの交換をすることができる場合もあり、耐久年数が5年以上のものもあります。
皮革の場合「丈夫で破れにくい」というのが特徴ですが、靴の劣化に気が付かず履き続けてしまうということがありますので注意して下さいね。
劣化に気が付いた場合には、購入したお店に相談してみるのも良いかもしれません。
◆靴を長持ちさせる方法
これまでお伝えしてきた通り、靴は「自然劣化」します。
しかし、できるだけ長く履くための方法があります。
・一つの靴を履き潰さない(複数の靴を入れ換えながら履く)
・「風通しが良く」「湿気が少ない」「直接日光が当たらない」場所に保管する
・濡れたままにしない(型崩れや接着剤の剥がれを阻止)
・カカトを踏まない(型崩れを防止)
・紐を結んだまま履かない(型崩れ防止)
正しい靴の履き方はこちらをチェック!
靴の寿命はあくまで目安ではありますが、今回ご案内したいくつかのポイントを確認して怪我予防に努めましょう!
文・イラスト/小池美波