LGエレクトロニクスから新しいテレビ『LG OLED TV 55EG9600』が登場します。
フルハイビジョンに比べて4倍も緻密な映像に対応する4Kで、しかも55型というサイズでは日本では初めての有機ELテレビです。
従来の液晶テレビは画面の背面に蛍光管やLEDライトを配置して発光させるバックライト方式を採用していました。しかし有機ELは素子自らが発光するため、薄く、しかも曲げることも可能になります。
この新しい画面を採用したテレビを、LGエレクトロニクスは「テレビのABCDが完璧に揃った夢のテレビ」と表現しています。
AとはAngle(アングル)のこと。斜めから見ても液晶のように色が薄く見えることはなく、どの角度からでも高画質を楽しめます。
BはBlack(ブラック)。暗いシーンや黒い部分は発光しないため、漆黒の黒も表現可能です。
CはColor(カラー)。色の三原色(赤・緑・青)に加え、白を追加した、LG独自の方式を採用することで微細な色の変化も可能になりました。
DはDesign(デザイン)。最も薄い部分で約6mmという薄く、自由な形に変えることができるという特性を活かし、テレビの左右両端が手前に緩やかにせり出すような曲面形状を採用しています。テレビの画面に包み込まれるような感覚で映像が楽しめます。
発売は5月。オープン価格ですが、想定される実勢価格は約63万円。
4K、有機ELでこそ実現した、これまでにないテレビの楽しみ方を堪能できそうです。