今年の新語大賞は「トランプ・ショック」に決定!『大辞泉』編集部が「新語大賞2016」を発表

collage concept Trump winning the US presidential election with card game, close up

毎年たくさんの新しい言葉が生まれは消えていくが、その年の世相を象徴する“新語”は、年末の恒例として大きな話題となる。しかしその中で、後世まで残り定着する“新しい言葉”は、一体どのくらいあるだろうか?

小学館の国語辞典『大辞泉』編集部は、今年の5月から11月にかけて、後世に残すべく辞書に載せたい“新 しい言葉”を公募するキャンペーンを行った。その最終選考の結果、「大辞泉が選ぶ新語大賞2016」に選ばれたのが、【トランプ・ショック】である。

【トランプ・ショック】には、「2016 年のアメリカ大統領選挙で、ドナルド=トランプ 候補が勝利したことで起こった、金融市場などの混乱」という語釈が寄せられた。今後、『大辞泉』執筆陣が正規の語釈を作成し、『大辞泉』のデータを利用している各種アプリやWeb辞書などに正式に収録・掲載される。

編集部の選評によれば、「今年は、イギリスの EU 脱退決定【ブレグジット】や、長引く余震が不安を呼んだ【熊本地震】な ど、世の中を騒然とさせる話題が多くありました。その最後の決定打が【トランプ‐ショック】と言 えるのではないでしょうか。」とのこと。

その他、最終選考まで残った新語と対応する語釈は以下のとおり。意外な言葉も入っている。(下記語釈についても、『大辞泉』執筆陣が正規の語釈を作成し、正式に収録・掲載される運びとなる)

【熊本地震】
2016 年4月 14 日に熊本・大分にかけて発生した地震。16 日に本震発生。

【顔芸】
表情の変化で笑いを取る芸。

【ブレグジット】
Britain+exit の合成語。英国がヨーロッパ連合から離脱すること。

【インスタグラマー】
インスタグラムを積極的に活用し、フォロワーの多い人。

【セカンド‐レイプ】
性的暴行の被害者が、事件に関する中傷や好奇の目に晒されるなどして、 あらたに心理的被害を受けること。

【ジェンダー‐レス】
ファッション用語として、男女とも性別の境界を越えたもの。

【消しカス】
紙に鉛筆やシャープペンシルで書いた文字や絵などを消しゴムで消したときに出 てくるカス。

【ポケモノミクス】
2016 年にサービスが開始された位置情報ゲーム「ポケモン GO」の流行に ともなう経済効果。

【茹でこぼし】
食材をゆでてざるにあけ、ゆで汁を捨てること。あく取り・渋み抜きなどのた めに行う。

以上、小学館の国語辞典『大辞泉』編集部が発表した、「新語大賞2016」年の選定結果についてお伝えした。

そろそろ2016年の終わりも見えてきた。今年生み出された新語をとおして、1年を振り返ってみてはいかがだろうか。

【関連リンク】
変わり続ける言葉を捉え続ける国語辞典『大辞泉』公式サイト – 小学館

文/編集部

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