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美容ミネラル「マグネシウム」が大注目
■マグネシウムとは?

最近注目されている美容ミネラル(アンチエイジングミネラル)、マグネシウム。

私たちが美しく健康であるためには代謝が活発に行われる必要があります。
私たちに必要な必須・主要ミネラルであるマグネシウムは、体内のおよそ350種類以上の酵素が働くのに必要不可欠で、さまざまな物質代謝に関わっています。とくに、糖代謝によるエネルギー産生で重要な役割を担っています。

「日本人は太っていないのに糖尿病やメタボが多い」
「戦後、エネルギー摂取量は70年代まで増加して以降減少。脂肪摂取量は80年代まで増加して以降ほぼ横ばい。そしてマグネシウムを多く含む穀物摂取量が激減し、食物繊維と共にマグネシウムの慢性的摂取量(食の欧米化、精製塩の普及等による)不足が続いている」

という事実に基づいた長年の研究で、「代謝の病気である糖尿病にマグネシウムが深く関与しており、マグネシウムを補充すると糖尿病さらにメタボも改善する」という研究報告が多数ありますが、糖代謝以外にも、注目のマグネシウムのチカラについて、ご紹介しましょう。

■マグネシウムのスゴイところ!

【エネルギー代謝アップがすごい】

マグネシウムは体内のおよそ350種類以上の酵素の働きを活性化し、代謝、とくにエネルギー産生系で大切な働きを担っています。まず糖の代謝について説明します。食事から摂った炭水化物は消化管でブドウ糖になり、全身の細胞に送られます。エネルギー産生はブドウ糖を細胞内で代謝して生じるATPという物質がもとになりますが、このATPが作られる過程で必要な10種類以上の酵素反応にはマグネシウムが必須です。マグネシウムが不足すると、細胞の生命活動に影響が生じ、引いては各臓器の機能も低下します。
次に脂質においてですが、食事由来の脂質の運搬、分解に関与している酵素にもマグネシウムが必要なので、マグネシウムが不足すると、中性脂肪の増加、HDLコレステロールの減少などが引き起こされます。

糖の代謝にMgが必要な例糖の代謝にMgが必要な例
【リバウンドしにくいダイエットがすごい】

肥満は、脂肪細胞の中に余分なエネルギーが中性脂肪の形で過剰に蓄えられた状態です。マグネシウムは脂肪分と鹸化反応を起こし、鹸化した脂肪分は吸収されにくくなり、ダイエットにつながると考えられています。また、マグネシウムは脂肪細胞からのアディポネクチン(痩せホルモンと呼ばれ、脂肪燃焼作用がある)の分泌を高める作用があります。マグネシウムのダイエット効果は緩やかなものですが、それ故にリバウンドに苦しむことのないダイエットが可能になります。

【歯・骨を強くするチカラがすごい】

歯や骨はカルシウムだけでできていると考える人は多いと思いますが、歯や骨はマグネシウムからもできています。実に体内のマグネシウムの50~60%が骨に存在します。おおまかには、カルシウムは骨の強度(硬さ)を高め、マグネシウムは骨の柔軟性や弾力性を高める役割をしています。硬度とともに柔軟性・弾力性を備えることで、簡単には折れなくなるのです。骨のマグネシウムの三分の二は骨の主成分であるハイドロキシアパタイトに組み込まれており、マグネシウムが不足すると、ここからマグネシウムが不足を補うため動員され、ハイドロキシアパタイトの結晶が緻密さを失い、骨や歯がスカスカになります。

【血液サラサラにするチカラがすごい】

血液がドロドロになる原因はさまざまですが、そのひとつがマグネシウム不足です。血液を構成する赤血球には自分の形を変える“変形能”があり、マグネシウムが不足すると血液が毛細血管内をスムーズに流れにくくなります。

また、もう一つの血液の構成成分に、怪我などの時に血液を固め、止血作用のある血小板がありますが、マグネシウムが不足すると血小板の凝集能が必要以上に高くなり、血栓ができやすくなります。したがってマグネシウム不足の場合にマグネシウムを十分に補うと血液がサラサラになるのです。血液サラサラになることで冷え性や肩こりの改善にも役立ちます。

【便秘解消のチカラがすごい】

マグネシウムには水分を引き込む作用があり、これが便秘に有効に作用してくれます。マグネシウムを摂ると、腸内で水分を引き寄せ腸の内容物を軟化、膨潤することで、大腸への物理的刺激が生じ排便が促進されます。一般的によく用いられる、腸の動きを薬理学的に刺激し促進するタイプの便秘薬は、腹痛が生じたり、連続使用したときに効果が減弱する「薬剤耐性」や、使用しないと便が出にくくなる「習慣性」が生じることがありますが、マグネシウムはこれらの弊害が生じないとても安全な便秘解消剤です。

マグネシウムは不足しがちな必須・主要ミネラル

なぜ、現代の日本人はマグネシウム不足になったのでしょうか。最大の原因は戦後の「食生活の変化」です。日本の昔ながらの食事でしっかり摂っていた穀物(特に、大麦・雑穀)の摂取量が一気に減ったことでマグネシウムの摂取量も激減したと考えられます。また、塩田法が廃止され精製塩が主流となり、昔ながらの粗塩を使う機会が減ったことも、マグネシウム不足に拍車を掛けた原因と考えられます。日本のマグネシウム不足は「新型栄養失調」とも言えます。

厚生労働省による調査では、男性で1日あたり約130mg、女性で約80mg程度のマグネシウムが不足していることが分かりました(30~49歳)。つまり、これまでよりも1日にマグネシウムを100mg以上多く食事から摂ることを目指しましょう。(参考資料:MAG21研究会(http://mag21.jp)のホームページより)

マグネシウムを多く含む食品として、そば、バナナ、ひじき、豆、五穀、豆腐、抹茶、ごま、ワカメ、野菜(緑色)、魚、椎茸、いちじく、昆布、牡蠣、いも類、納豆、とうもろこしなどがあります。これらの食材を毎日の献立に取り入れるとマグネシウムを自然に摂ることができます。

また、にがりはマグネシウムを最も多く含む食材であり、日ごろ意識してマグネシウムを摂取するのが難しい人にもおすすめです。
引用:赤穂化成株式会社

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