天候を気にせず、気軽に名店の味が楽しめ、個性的な店が集まる地下街は、都会の「オアシス」であり地域の魅力が凝縮された「観光地」でもある。その楽しみ方を案内する。

駅をつなぐ連絡通路に立地

サンドイッチと飲み物の「サンドモーニングセット」は450円。耳付きでボリュームがある。モーニングタイムは6時30分~11時。

『カフェブレーク』の開店は朝6時30 分。「ホワイティうめだ」でもっとも早起きの店である。開店時間の前に行ってみれば、すでに数人の客が並びシャッターが開くのを待っている。開店後は時間を置かず次々に席が埋まっていく。

店長の城英展さんはこう語る。

「開店とほぼ同時に忙しさはピークになり、それが午前9時すぎまで続きます。朝は7割方が常連さんで、座る席も毎日同じです」

店の前は、地下鉄、私鉄、JRの各駅を結ぶ連絡通路でもあるので、客のほとんどは通勤客だ。

「常連さんの頼むものは決まっていますので、注文を聞く前に顔を見たら自然に手が動きます。この方はよく焼いたトーストがお好みとか、個別に対応することもあります」(城さん)

人通りが絶えない角地に立ち、店内はゆったりした空間が広がる。朝は通勤の常連客、昼過ぎには買い物客が多くなる。

当店は地下街の開業と同時に開店。当時の店名は「喫茶軽食 センター」だった。現在のようなセルフサービスのカフェになったのは昭和55年(1980)頃のこと。東京で流行り始めた方式をいち早く取り入れ、焼きたてのホットドッグが好評だったという。

「通勤のお客さんはともかく時間が勝負。待たせず、5分、10分の短い滞在でも寛(くつろ)いでもらえるように頑張っています」(城さん)

カフェブレーク

地下街開業時から営業、大阪ではいち早くセルフ方式を取り入れたカフェ。

大阪市北区曽根崎2梅田地下街5-2(センター・サウスモールA9)
電話:06・6312・4070
営業時間:6時30分~22時
休業日:元日、奇数月第3木曜
交通:地下鉄谷町線東梅田駅より徒歩約1分 84席。

●「ホワイティうめだ」は7駅に隣接しているため、最寄り駅からの所要時間を記載しています。

※この記事は『サライ』2023年3月号より転載しました。

『サライ』3月号の大特集は『日本の「地下街」を歩く』。
雨や風を気にせず名物を気軽に食べ歩き、土産も充実、アートな空間が広がる地下街の魅力と楽しみ方をご紹介します。

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