天候を気にせず、気軽に名店の味が楽しめ、個性的な店が集まる地下街は、都会の「オアシス」であり地域の魅力が凝縮された「観光地」でもある。その楽しみ方を案内する。

試飲して自分好みの銘酒を発見

天井まで届く棚。銘柄を見ているだけでも飽きない。外国人客のなかには、わざわざ自国産のウイスキーを買う人もいるという。

『リカーズハセガワ』は、「ヤエチカ」の開業以前から地上に店舗を構えていた。社長の大澤周作さんは高校生時代からヤエチカの店でアルバイトをしていたという。

「ヤエチカはリニューアルされてすっかりきれいになりました。以前は店の前にも商品があふれ、道の向かい側へ行くにも苦労したほどです」と大澤さんは語る。

商品棚が天井まで伸びている。ウイスキーが中心で、その品数は2000種類にも及ぶ。

「最近は世界中でウイスキーの銘柄が増えています。国産ウイスキーも人気上昇中です。日本人のウイスキーに対する味の好みも広がってきました。だから、できるだけ品数は揃えるようにしています。

平日は八重洲界隈の会社勤めの人が多いですね。以前、土日は客がほとんど来なく、閑古鳥が鳴いていました。いまは土日のほうが賑わっています」

この店ではウイスキーやブランデーが試飲できる。

「味の特徴や違いを言葉で伝えるのはむつかしいですから、自分の舌で確かめるのが一番です」

以前、試飲は無料だった。するとなかには酔っぱらうまで飲む輩もいたという。人気の中心はシングルモルトウイスキーだ。棚のなかから大澤さんお薦めの3本を選んでもらった(画像下)。左がフィンランド、右2本がスコットランドの銘酒である。

希少なシングルモルト3種。
左からフィンランド産キュロ・モルト、6930円。スコットランド産シークレット・アイラ、1万7800円、同じくファーキン・タリーバディン2012、8800円。
試飲する大澤周作さん。ウイスキーやブランデーなど約200種類のなかから10mL試飲できる。1杯100円より、回数制限あり。

リカーズハセガワ本店

シングルモルトウイスキーのほか、国産地ビールや輸入ビールも充実。紅茶や葉巻も販売。

東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街中4号
電話:03・3271・8747 
営業時間:平日10時~20時 土・日・祝10時~19時
定休日:元日 北口店もある。

●「ヤエチカ」の各店舗は、いずれも東京駅八重洲中央口より徒歩約3〜5分以内です。

※この記事は『サライ』2023年3月号より転載しました。

『サライ』3月号の大特集は『日本の「地下街」を歩く』。
雨や風を気にせず名物を気軽に食べ歩き、土産も充実、アートな空間が広がる地下街の魅力と楽しみ方をご紹介します。

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