人類は先史以来、“壁に絵を描く”という行為に魅了されてきました。アルタミラやラスコーの壁画などです。それらは、祖先の高い表現能力を示すもので、アートの始まりであると言われています。

バンクシー《ラヴ・イズ・イン・ジ・エア》Love Is In The Air
バンクシー《ラヴ・イズ・イン・ジ・エア》Love Is In The Air 2006年 個人蔵

古代人の自由な表現を思い出させてくれるのが現代のストリート・アートです。現代アートの先人であるキース・へリングやバスキアの次世代として、いま世界で最も注目されている、アート界の異端児、“バンクシー”。

バンクシー《ラフ・ナウ》Laugh Now 2003年
バンクシー《ラフ・ナウ》Laugh Now 2003年 個人蔵

しかし彼の創作活動の全貌や動機などを知る人は少なく、謎に包まれています。

いったい“バンクシー”とは何者か、それを問う展覧会が開かれています。

本展の見どころを、主催者にうかがいました。

バンクシー《モンキー・パーラメント》Monkey Parliament 2009年
バンクシー《モンキー・パーラメント》Monkey Parliament 2009年 個人蔵

「最大の見どころは、世界中に分散するバンクシーのストリート・アートの代表作を、テレビ局の美術チームが会場にリアルに再現していることです。活動の3大地域といわれるアメリカ、中東の街並みがまるで“映画のセット”のようなリアルさで再現されています。しかも撮影OKです。

バンクシー《風船と少女》Girl with Balloon(Diptych)2006年
バンクシー《風船と少女》Girl with Balloon(Diptych)2006年 個人蔵

もう一つの見どころは、街中や美術館では通常見ることのできないプライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品を一挙公開することです。バンクシーに代わって真贋を認証するペスト・コントロールにより本物認定された作品の数々で、バンクシーの足跡とその謎に迫ります。また、バンクシーの制作風景を収めた写真を含め、多種多様な表現方法による出品作品は圧巻。ファッション・デザイナー、ポール・スミス氏秘蔵の油彩画は必見です」

バンクシー《コンジェスチョン・チャージ(混雑税)》Congestion Charge 2004年
バンクシー《コンジェスチョン・チャージ(混雑税)》Congestion Charge 2004年 ポール・スミス蔵(C)

まるで映画のセットのような美術展!! ぜひ会場でそれを感じてください。

【開催要項】
『バンクシーって誰?展』 
会期:2021年8月21日(土)~12月5日(日) 
会場:寺田倉庫G1ビル(東京・天王洲)
住所:東京都品川区東品川2-6-4
電話:050・5542・8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://whoisbanksy.jp
開館時間:11時から20時まで、金・土・祝前日は21時まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:10月5日(火)、10月12日(火)、10月19日(火)
料金:公式サイト参照
アクセス:公式サイト参照
※開催情報は変更となる場合があります。最新の情報は公式サイトやSNSでご確認ください。
巡回:名古屋(2021年12月19日~2022年3月27日)、大阪(2022年4月23日~6月12日)、郡山(2022年6月29日~8月24日)、その後高岡、福岡でも開催予定

取材・文/池田充枝

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