ねっとり濃厚な旨みと甘味で食す者を虜にする「うに」は、豊かな海から贈られる美味なる至宝だ。国内では熊本(天草)、長崎(五島・壱岐)、山口(北浦)、そして東北の三陸沖(青森、岩手、宮城)などが名高い産地となっているが、とくに質量ともに充実しているのが北海道産のうにである。
主に北海道産の原料を用いて、素材本来の味わいが活きた海産物を製造・販売する「ヤマチュウ食品」自慢の商品が、昆布を主食とする奥尻島のキタムラサキウニを使用した、この2品だ。
『うに丸』は獲れたてのうにを昆布ベースの塩出汁に漬け込んだもの。また『昆布〆あわび入り粒うに』は、塩をしたうにの上に軽くボイルして昆布〆にした、奥尻島の鮑あわびを手切りしてのせてある。どちらも北海道加工食品コンクールで「北海道知事賞」を受賞した逸品で、『昆布〆あわび入り粒うに』は「2017 北のハイグレード食品」にも選定されている。
通常、冷凍うには、解凍すると身が崩れて溶けてしまうが、この2品は、解凍しても生うにの粒々した食感と風味を感じることができると評判の品。酒肴に好適で、宴を華やかに彩る。
【今日の逸品】
北海道奥尻産 粒うに
ヤマチュウ食品
うに丸/8640円
昆布〆あわび入粒うに/1万800円
(消費税8%込み)