世界中が新型コロナに揺れていた数年間で、生活が一変した人は多いのではないでしょうか。浮き彫りになった自分自身はもちろん、家族や夫婦間の問題や不満。そして将来への不安。
累計50万部を突破した「やめてみた。」シリーズの人気エッセイ漫画家、わたなべぽんさんも、同じように夫との関係や将来への不安に揺れ動いたそうです。
そこで始めたのが、かねがね「やっておいた方がいいかな」と漠然と思っていたことに手をつけること。わたなべさんの最新作『やっとこっかな 近い未来のためにちょっぴり備える』には、貯蓄や家事分担など、やっておいた方が良さそうなことを実行して将来に備えるための知恵と工夫が満載です。
今回は『やっとこっかな 近い未来のためにちょっぴり備える』から、在宅勤務になった旦那さんとの家事分担についてのエピソードをご紹介します。
生活様式が変わることは、年齢や健康状態、家族とのつながりなど、さまざまな場面で起こります。備えることでちょっとだけ将来への不安を和らげてくれる、そんなコミックエッセイです。
作/わたなべぽん
第三話:夫婦ふたりの家事分担の巻
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わたなべぽん
漫画家。山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。初の著書は女性でありながらAV商品を取り扱う古本屋の店長を勤め、その経験をコミカルに描いた『桃色書店へようこそ』。累計50万部突破の「やめてみた。」シリーズや『自分を好きになりたい』(幻冬舎)のほか、累計30万部超の「スリム美人」シリーズ、『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』(KADOKAWA)などの著書ある。現在はこよなく愛する西荻窪に暮らす。