おいしそうな料理の写真、お買い得感をアピールするキャッチフレーズなど、購買意欲をそそるチラシに誘われて、思わずお店に行ってしまった経験はありませんか?
江戸時代の商人達も客を呼ぶために宣伝や商法に工夫を凝らしていきました。チラシも作っていたそうですよ!
今回は江戸時代の商人が実践した商法に関するクイズを3問、「江戸文化歴史検定」(通称・江戸検)の過去問題からピックアップしてみました。ぜひ挑戦してみてください!
【クイズ1】
商品の宣伝や開店の案内などを印刷した、現代の宣伝用チラシにあたるものを、何といったでしょう?
(い)鑑札
(ろ)散紙
(は)伝単
(に)引札
【クイズ2】
広告媒体が限られた江戸時代、看板は商品や店の場所を示す重要な手段で、ひと目で商売の内容や扱っているものがわかるよう、さまざまな工夫が凝らされました。では、次の写真はどんな商売の看板でしょう?
(い)「船宿」(紐が川の流れを表わした)
(ろ)「筆屋」(筆先をシンボル化した)
(は)「質屋」(紐が「質流れ」を表わした)
(に)「居酒屋・飯屋」(縄暖簾が掛かっていた)
【クイズ3】
三井越後屋がおおいに繁盛するきっかけとなった売買方法に、「現銀掛け値なし」があります。では、次のうちこの売買方法にもっとも近いのは、どれでしょう?
(い)定価販売
(ろ)値引き販売
(は)代金後払い
(に)景品付き販売
以上、3問です。いかがでしょうか?