シーニゲ・プラッテには600種以上の植物が育成されている「シーニゲ・プラッテ高山植物園」があります。2008年には、神戸市にある六甲高山植物園と姉妹高山植物園として提携。日本ともゆかりの深い場所です。ここには樹林限界帯にある石灰質土壌の急な南斜面や、牧草地、小低木の荒れ地などの植物園ができる以前からある植生が大半を占めています。
ここでもっとも有名な花といえば、エーデルワイスです。あの有名な歌を思わず口ずさんでしまいますね。
ほかにも紫、白、黄色などの可憐な花が姿をみせ、花好きにはたまりません。園を管理するスタッフのジャスミンさんに、小さなポットでそれぞれの土に合わせて植物を育てる話なども伺うことができました。花の盛りは7月~8月ですので、ぜひ見頃に合わせて訪ねてください。シーニゲ・プラッテではアルプホルンの生演奏も行なわれます。
さらにここには、伝統ある山岳ホテルがあり、宿泊はもちろん、展望レストランで食事を楽しむことができます。レストランでは炒めたジャガイモとチーズ、目玉焼きを乗せたレシュティや、パスタをチーズで和えたアルペンマカロニなどの伝統的な山岳料理が楽しめます。濃厚な旨みが凝縮したチーズを使った料理は、スイスワインとぴったりです。
またホテルはこじんまりとした造りで、民芸調の家具や備品が整い、窓の外には圧倒的な景観が広がります。
協力:
ユングフラウ鉄道グループ
http://www.jungfrau.ch/
スイス政府観光局
http://www.myswiss.jp/
撮影:yOU(料理除く)