カップの縁を「輪花」に象った大きめのマグカップ
奈良を代表する赤膚焼は、茶の湯文化とともに発展してきた陶芸である。ここで紹介するのは「赤膚焼窯元 大塩昭山」の作品だ。
昭和の初めに開窯し、4代目を務める大塩昭山さんはこう語る。
「自分が楽しめるものを作っています。使ってみて、みなさんにも喜んでもらえると思ったら、それを世に出しています」
「マグカップ」の器には、奈良の風景や物語などを描いた「奈良絵」が付けられ、それを眺めながらの一献もなかなか乙なものである。
【今日の逸品】
マグカップ
赤膚焼窯元 大塩昭山
14,000円(消費税込み)