健康なる体と健全なる精神を支える前提となるのは、日々の食事と身の回りを清潔に保つことだ。手軽で本格的、かつ小型となった最新の家電製品を紹介する。
本格的な旨い料理が手軽に調理できる台所家電
家事を手助けする家電購入の決め手はこれまで「時短」が主流だったが、最近の注目は「ほったらかし家電」である。単に調理時間の削減が目的ではなく、煮物など長い時間火にかけ、そばで火加減を見なければならなかった料理を作ってくれるという調理家電だ。
家電大手のシャープは美味しい和食を簡単に作ることを目指し、「ヘルシオ ホットクック」を開発。同シリーズの中で単身世帯向け機種が本機である。無水調理とかき混ぜ機能、火加減の自動コントロールにより、切った食材と調味料を入れるだけで肉じゃがや筑前煮、カレー、シチューなどができ上がる。また火を使わないのでひとり暮らしにとっては安心だ。
充実の機能で煮物が簡単にできる “ほったらかし家電”の代表格
ヘルシオ ホットクック KN-HW10E シャープ/約4万5000円
充実の朝食で一日を始める
一日の始まりである朝食は、美味しく温かい料理で心身を満足させたい。タイガー魔法瓶の「ダイニングプレート」は食卓に出したままでも使える高いデザイン性を備えたホットプレート。焼く、蒸すほか鍋料理にも対応。食卓にこれ一台あれば朝食はもちろん、昼食、夕食にも活躍するだろう。
食卓にいつも置いておきたい コンパクトなホットプレート
ダイニングプレート CRL-A200 タイガー魔法瓶/約1万2000円
コーヒー好きにとって、朝の一杯は格別だ。シロカの「全自動コーヒーメーカー カフェばこ」は、本体にミルを内蔵し、いつでも挽きたての豆から全自動でコーヒーを淹れることができる。シンプルな形状だが高級感のあるデザインも嬉しい。タイマー機能も搭載。起きる時間にセットすれば、コーヒーの高い香りに包まれて目覚めることができる。
予約機能で朝、淹れたての一杯を味わう
全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A351 シロカ/1万4800円
手間暇かかる食事の支度を簡単な操作で任せておけ、しかも本格的な料理が味わえる最新の調理家電。豊かな食習慣づくりを手伝ってくれる頼もしい味方だ。
※取材・文/関屋淳子 撮影/植野製作所 スタイリング/有馬ヨシノ この記事は『サライ』本誌2020年7月号より転載しました。