毎年10月第3日曜日は孫の日、今年、2019年は10月20日が孫の日でした。
株式会社りそな銀行は、株式会社セガゲームスが運営するシニアの趣味活動を応援するウェブサイト『シュミカツ!(https://segask.jp/)』の会員527人を対象に「祖父母と孫の関係」に関するwebアンケートを実施。祖父母と孫の間で想いは引き継がれているのか調査しました。
【調査概要】
調査対象:『シュミカツ!』に登録している全国の会員527名(男性356名、女性171名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年9月27日~2019年10月6日
※シュミカツ!会員向けメールマガジンにアンケート用URLをつけ、配信する方法で調査しました。
■祖父母からかけてもらった言葉を覚えていないシニアの割合は約7割。
祖父母からかけてもらった“言葉”で、今も覚えているものはありますか(n=527、単一回答)
祖父母からかけてもらった言葉を「覚えていない」71.2%(375人)。
■祖父母から手紙やメッセージをもらったことがないシニアは8割を超える。
その一方で、7割以上のシニアがもし祖父母からの手紙やメッセージがあれば見たいと回答。
祖父母から手紙やメッセージを「もらったことはない」86.9%(458人)。
「もらったことがない」と回答したうち、75.5%(346人)がもし手紙やメッセージがあれば「とても見たい」「どちらかというと見たい」と回答。
祖父母からもらった、あなたへの手紙やメッセージは今も手元にありますか(n=527、単一回答)
もし、今も残っていたら、それを見たり読んだりしたいと思いますか。(n=458、単一回答)
■孫へ想いや言葉を伝えたいシニアは約8割。
孫をもつシニア(207人)のうち、孫へ想いや言葉を伝えたいかについて、「とても思う」「どちらかというと思う」が79.7%(165人)、「どちらかというと思わない」「思わない」が20.3%(42人)。
お孫さまへご自身の“想い”や“言葉”を伝えたいと思いますか?(n=207、単一回答)
■お盆や年末年始以外に、孫と会うための工夫やきっかけ作りを行なっているシニアは4人に3人以上。
孫を持つシニア(207人)のうち、孫と会うための工夫やきっかけ作りについて、何かしら行なっている方が75.8%(157人)。「住まいの距離など、家庭の事情で、会うのが難しい」が10.0%(20人)、「特に何もしていない」が13.5%(28人)、「会いたいと思わない」が1.0%(2人)。
行なっている工夫やきっかけの第1位は同数(87人)で「外食」「イベント、テーマパーク、ショッピングなどのおでかけ」、第3位は「季節のイベントを一緒に祝う」(67人)。
お盆や年末年始以外に、あなたがお孫さまと会うために行なっている工夫やきっかけを教えてください。
(n=207、複数回答)
回答のうち、「住まいの距離など、家庭の事情で、会うのが難しい」「特に何もしていない」「会いたいと思わない」のみを選択したシニアは50人。残りの157人が何かしら孫と会うきっかけ作りを行なっているとわかりました。
※本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行なっているため、合計しても100%とならない場合がございます。
アンケートの結果、今のシニアは、「お年玉やおこづかい」などのお金、「旅行やレジャー」などの思い出、おもちゃのプレゼントといった従来的な想いの伝え方に加え、言葉で伝えるというニーズを持っていることがわかりました。
その背景には自身の祖父母から、自分に宛てた手紙やメッセージを見たり読んだりしたいという思いがあると調査結果からうかがえます。また、孫に会うため様々な工夫やきっかけ作りを行なっているシニアの姿も見て取れました。自分の孫とのコミュニケーションを大事にしたいと思うシニアの方が多いようです。
※りそな銀行調べ