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暮らし

夏本番、獣医さんが教える簡単「犬おやつ」で身体の中からクールダウン!

取材・文/柿川鮎子 撮影/木村圭司
夏本番、獣医さんが教える簡単犬おやつで身体の中からクールダウン!
犬の散歩はなるべく夜と日の出直後にしていますが、それでも家に着くとハアハアと荒い息をして、すぐに水を飲みに行きます。私も冷蔵庫の冷たい麦茶でクールダウンしていますが、愛犬にも何か身体を冷やすおやつをあげたいと思い、ひびき動物病院院長・岡田響先生に相談してみました。先生に教えていただいた、ペットの冷たいおやつ、実は私が食べても美味しいスイーツでした。

岡田先生はこの時期、ペットの熱中症に気を付けて欲しいと言います。前回「夏直前!犬と猫の熱中症対策、飼い主が犯す5つの大間違い」で、詳しく教えてもらいました。特に高齢ペットにとって、熱中症は軽視してはならない、命の危険すらある症状だと、岡田先生は言います。

■冷たいおやつの与え方と注意点

ペットに冷たいおやつを与えて、大丈夫なのか。お腹を壊して下痢をさせてしまったら心配です。岡田先生に聞いてみました。

「冷たいおやつでクールダウンの前に、大前提として、おやつだけでは水分補給できないということを、最初におさえておきましょう。まずは十分なお水を、好きなときに飲める環境を作っておくことが大切です。暑くて息が荒くハアハアして止まらない時は、おやつの前に水を飲み体を休めて冷やすことが重要です。

野生動物は基本的に、冷たいものを選択して食べることはありません。常温の物や、肉食動物の場合は死んだ直後のまだ体温の残っている状態で食べるので、冷たい食べ物を与えすぎれば、害になることもあるかもしれない、と思って与えてください。

また、おやつは食事の代わりにはなりません。人間の子どもも、ゼリーやアイスクリーム、かき氷が大好きです。それだけでお腹いっぱいになってしまい、食べすぎてお腹をこわして、母親に叱られた、という体験は誰もがもっているはずです。子どもならば、母親に注意されたり、大人になったら、自分で食べる量を調整することができます。しかし、たいていのワンコは与えられた分量をすべて受け入れます。そして、与える量となると、たいていの人は与えすぎで、多くなってしまいます。

さらに下痢や嘔吐していたり、食物アレルギーがある子や、病気治療中の子には、与える前に、必ず獣医師に相談しておきましょう」(岡田先生)。

高齢犬は特に暑さに気を付ける

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■脱水と深い関係がある電解質を冷たいおやつで補充

犬や猫は口から息やよだれなどの水分と一緒に、熱を放散して体温を下げます。単純に水だけ与えるだけでも、体温は落ちますが、体液と一緒に、電解質なども身体から排出されてしまいます。したがって、脱水の改善(補水)には人間と同じように、電解質(塩分などのミネラル成分)があった方が水分の吸収がよくなり、脱水症状から早く改善します。

とはいえ、ペットが人間と同じ量の塩分を摂取するのは多すぎます。量によっては、脱水を助長させてしまうので注意が必要です。岡田先生は「飼主さんが良かれと思ってやったことが、害を及ぼすことのないよう、ペット用の電解質パウダーがおすすめです」と教えてくれました。動物病院で販売している犬猫用の電解質は、ミネラルなどのバランスが適切に配合されていて、適量を混ぜるだけで、不足しがちな電解質を摂取することができるそうです。

ここで注意すべき点は、人間用のドリンク剤の摂取です。カフェインなど、ペットの体に悪い影響を与える成分が入っている商品もあります。岡田先生は「危険性が高いので、ペットには与えないでください」とアドバイスしています。

「電解質を含んだ冷たいペットのおやつを与える場合は、きちんと水分が補給できる状態にしてから、補助的に与えるのが良いと思います。まずはお水をしっかり与えた後、冷たいおやつで、不足した栄養分を取り戻すというやり方が最適です」(岡田先生)。

■美味しいおやつの作り方

手作りおやつの作り方を教えていただきました。用意するものは、ゼラチンまたは寒天、水、固める容器、溶液として牛乳やヨーグルト、だし汁(塩分が含まれていないもの)、ペット用ドリンクなどです。できればペット用の電解質パウダーも加えます。動物由来のゼラチンは、ごくまれに身体に合わない場合があります。植物性の寒天の方がより安全です。

シリコンカップは柔らかいので固まった後で取り出しやすい

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写真ではシリコン製の容器を使いましたが、製氷機や、小さなカップ、お弁当箱のようなプラスチック容器で作った後、食べやすい大きさに切っても良いそうです。

ゼラチンを使った場合をご紹介します。まずは水にゼラチンを入れて溶かしておきます。大体スティック1本が5g。それに対して液体は250から300ccが目安です。お鍋にいれる溶液には、ミルクやドリンクを使います。

中火で溶液を加熱し、沸騰する直前の、鍋の縁が弱く沸騰したら火を止めます。ミルクは乳脂が固まる直前に火を止めます。先に溶かしておいたゼラチンを加えてよく混ぜ、型に入れて粗熱を取って冷蔵庫へ。2から4時間程度で固まります。

手作りのお菓子で、身体を冷やす効果とともに、ペットへの愛情が伝わっていくのが良いと岡田先生は言います。「効果は期待ほどではないかもしれませんが、何より手作りは愛情が伝わります。また、市販のおやつに比べると、保存料など添加物が少ない点は、手作りならでは。安心して与えられるのは良いところだと思います」。

熱中症対策にもなって、ペットと一緒に美味しく楽しめる冷たいおやつ。岡田先生のレシピで作ってみたところ、甘くないゼリーのような優しい味。アイスやプリンよりも低カロリーで、人間のダイエットにもなりそうです。

岡田響さん(ひびき動物病院院長)
取材協力/岡田響さん(ひびき動物病院院長)
神奈川県横浜市磯子区洋光台6丁目2−17 南洋光ビル1F
電話:045-832-0390
http://www.hibiki-ah.com/

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。

撮影/木村圭司

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