世界が大注目!21世紀を救う食材「昆虫」

虫を食べる、というとゲテモノとかキワモノに思う人が多いかもしれない。

だが、2016年2月、7月と2回にわたり「米とサーカス高田馬場店」で開催された昆虫食フェアでは、メイン商品の「昆虫6種食べ比べセット」が1日15食を超えるほどの人気で、「昆虫食」に対する幅広い興味の高さがうかがえた。

過去の昆虫食ワークショップの様子

2030年には世界人口が90億人に達する見込みがあると言われているいま、食糧難を解決する手段として、「昆虫食」が世界的に注目されている。

国連のFAO(食糧農業機関)による、”人口増加と地球温暖化に伴う食糧問題の解決手段としての「昆虫食」を推奨するレポート”が2013年に発表され話題となっている。

環境的な利点
牛肉1キロを生産するために8キロの飼料が必要なのに対し、昆虫は2キロで可能であり飼料変換効率が高いと言われている。
また、温室効果ガスの排出量・養殖に必要な水と土地という点から見ても、家畜動物より環境への負荷が低いと計算されている。

・栄養面からの利点
種類によって差異はあるが、高たんぱく質で必須アミノ酸や鉄分などのミネラル・ビタミンも豊富に含んでいる。100g当たりのたんぱく質・ビタミン・ミネラル含有量は、肉・魚よりも高いことがわかっている。

このように人口増加による食糧難や地球温暖化に対抗する切り札として世界中で注目され、静かに話題の「昆虫食」。

この「昆虫食が」身近に体験できる、昆虫食フェア『未来の食卓、昆虫料理 vol.3』が株式会社宮下企画が運営する「米とサーカス」(高田馬場・錦糸町の2店舗)で、8/1(水)より9/30(日)まで開催されている。

※次ページより「昆虫」「昆虫料理」の画像のある記事となります。苦手な方はご注意ください。

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