
“当たりすぎる”と絶賛される占い師・水晶玉子さん。独自のオリエンタル占星術、西洋占星術、そして十干十二支(じっかんじゅうにし)などを組み合わせて占い、ポジティブなアドバイスと難の避け方を解説。新刊『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2026』(世界文化社)も好評発売中の水晶さんに、2026年はどんな年になるのか、どんな行動が運気を呼び込むのか、お話いただきました。
【2回目で開運のためのマインドセット、3回目では運気を上げる方法を解説します】
取材・文/前川亜紀
学歴や富、名誉などが“成功”ではなくなる時代に
――去年、本サイトのインタビューで「2025年は隠されていたことが明るみに出て、世界や環境が変わる」とお話しされていました。実際その通りになったと感じています。
水晶玉子さん 2025年は「乙巳(きのとみ)」の年で、「草花があっという間に地表を覆い尽くす」という力があります。このパワーがあったから、女性が内閣総理大臣になったり、裏金問題が発覚したり、意外な人物のハラスメント告発、学歴詐称が明るみに出たりと、ゲームの盤面の黒が一気に白になるようなことが起こりました。
2026年もこの流れは続き、「隠していたことが可視化される」ことが起こります。価値観も社会規範もアップデートされます。ハラスメントはもってのほかですが、“昭和世代”に根深く残る「女性はこうあるべき、男性はこうすべき」という考え方や、社会的立場で人を判断するようなバイアスは今のうちに取り払ったほうがいいでしょう。
――2026年はどのような年になるのでしょうか。
水晶玉子さん 新しい年は「丙午(ひのえうま)」です。「丙」は「火の陽の気」で、太陽のような強い力があり、何事もオープンにするパワーがあります。加えて「午」もまた火の気が強い干支です。「正午」という言葉もあるように、「午」から物事が切り替わるという力も。2026年以降、世の中の流れが目に見えて変わると感じています。
ちなみに、前の丙午は1966年ですが、政界では不祥事が多く発覚し、一連の事件は「黒い霧事件」と報道されました。世界経済も全体として拡大基調を持続し、景気が向上。日本は「いざなぎ景気」の波に乗りました。
その前の丙午(1906年)は、日本の大陸進出の足がかりとなる南満州鉄道株式会社が設立。国内でも鉄道網が発達し国力が向上。本格的に国際社会に参入するきっかけを掴みました。それが、後の軍国主義社会につながっていくのですが。
いずれも丙午には世の中の潮目が変わるような出来事があり、そこから大きく意識が変わり、世の中が明るくなるのです。西洋占星術や私独自のオリエンタル占星術でも、2026年は新たな時代の姿がはっきりと見え、時代が大きく変わる年だと出ています。
おそらく、テクノロジーがますます進化し、個人の力が強くなります。これまで高い学歴や豊かな富があり、大きな組織や会社に属し、名誉を獲得することが成功のイメージでしたが、それが崩れていくのではないかと考えています。
2025年の開運日に「“好き”の棚卸し」をやろう
――そんな変化の時代に備え、今から何をすればいいのでしょうか。
水晶玉子さん まずは、2025年のうちにあなたの理想の人生、価値観、楽しいと思うことを明確にしてください。楽しいことを棚卸しするように、ノートに書き出すといいでしょう。そして、その中から2026年のテーマを一つに絞るのです。
これを考えるのは開運日がベスト。私の『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2026』には、12月の吉日や、何かを始めるのに最適な新月なども網羅されていますので、ぜひ参考にしてください。
そして、好きなことを核に生き方や稼ぎ方を考えるのです。得意分野のコンサルティング、制作物を作ること、通販など小さなビジネスを始めてみるのもいいですね。また、好きなジャンルのお店や生産者さんのアルバイトなどのお手伝いに志願するのもいいでしょう。
ほかにも、SNSでコミュニティに参加したり、話題の「ZINE」(ジン・個人制作の小冊子)を制作したりして、“好き”の可視化をするのもおすすめです。
大切なのは積極性です。誰かに言われたからではなく、自ら動きたくなるものを探す。そしていいものや楽しいことを皆でシェアする気持ちを持つことが大切です。
2025年のうちに、頭と体を使って、人生の骨子のようなものを再構築すると、2026年の「丙午」の強い火の気に乗って、一気に躍進するはずです。
それと同時に学びを深めたいのは、生成AIの業務への活かし方、車の自動運転、新しいエネルギー、環境問題などのテクノロジーの進化についてなど。丙午以降、これまで不可能とされていたことが可能になる可能性が高まります。この変化に備えて、最新の技術、その根底となる思想について知る努力を続けることが大切。知恵を得て、自分の頭で考えて、冷静に行動する人が多くのチャンスを掴む年です。
以上の分野のニュースにアンテナを張り、書籍などを読むのもいいですが、勉強会に参加するものおすすめ。これは、2026年のラッキーアクションである「たくさんのコミュニティに所属する」にもつながっていきます。
――2025年から、2026年に向けて意識すべきことはなんでしょうか。
水晶玉子さん モラル違反や不正をしないことです。丙午は火の気が強い年です。周囲を明るくし、隠しているものを明るみ出す力がある。もう今からそのエネルギーは強くなっています。
ですから「このくらい、いいか」と思ってやってしまったことが、あなたの命取りになる可能性もあります。知り合いが見ていないからと、後ろ暗いことをしたり、魔が差したと思われるような行動は慎んでください。交通ルール、ゴミのマナー、その他にも節度あるふるまいを意識したほうがいいいでしょう。特にお金のことや恋愛など欲が絡むことには気をつけて。
SNSの投稿内容も吟味を。怒りに任せて投稿したことがブーメランのように戻ってきてしまうことも考えられます。
干支の午(馬)は普段は穏やかで人に寄り添ってくれますが、暴走したら止められません。グレーゾーンの“悪”が一気に広まり“真っ黒”になる可能性も高いのです。
――ここでは2026年に備え、2025年にやっておくべき開運のコツを伺いました。2回目では、2026年に運を掴むためのマインドセットの方法と開運日を紹介します。そして3回目では2026年の予想に加え、実践したい、金運向上の具体的な方法や、健康維持の要点も紹介します。

水晶玉子(すいしょう・たまこ)
占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。TVやラジオに多数出演。空海が伝えた宿曜経を現代に活かした「オリエンタル占星術」は毎日の運勢が怖いほど当たる! と定評があり、ファン多数。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』シリーズは2026年版で累計76万部突破。「オリエンタル占星術」ほかの占いサイトも好評。LINE、Facebook、Instagram、XなどのSNSアカウント@Suisho_Tamakoでは暦や、話題の出来事、ペットのうさぎについて発信中。
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著/水晶玉子
世界文化社 2200円(税込)
2026年「丙午(ひのえうま)」のラッキーカラー・赤を表紙に採用。持っているだけで運気が上がる手帳。開運のコツが詰まっており、カレンダーには一粒万倍日、天赦日、水星逆行ほか、和の暦の大安や仏滅、二十四節気、新月・満月などを網羅。占いページには、生年月日から診断する「十干占い」「十二支占い」「天中殺占い」「吉方位占い」の他、新たに「夢占い」を追加。未来に続く幸運をつかむヒントにあふれている。











