“当たりすぎる”と絶賛される占い師・水晶玉子さん。独自のオリエンタル占星術、西洋占星術、そして十干十二支(じっかんじゅうにし)などを組み合わせて占い、ポジティブなアドバイスと難の避け方を解説。新刊『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2025』(世界文化社)も好評発売中の水晶さんに、お金と運気の深い関係について、お話しいただきました。
【1回目では2025年の世の中の流れ、2回目では今からできる開運行動を解説しています。】
取材・文/前川亜紀
自分の将来にまつわるお金を知っておく
――蛇は金運の象徴でもあり、「巳年は金回りがいい」とも言われています。
水晶玉子さん 今、世の中が不安になり、物価高騰も加速して、「お金が欲しい」という気持ちが高まり続けています。これは2025年もより加速しそうです。
特に巳年は、お金に対する意識が高まる年。2025年は、古い価値観を捨てて、新しいお金のあり方を自分の中で考えてみるといいでしょう。巨額の貯金があるから安心なのか、有り余る資産があるから幸せなのか、問われることが多々あるはずです。
これは正解がない問題なので、自ら問い続けることが大切です。お金の不安は尽きないので、まずは「今あるお金を、どう使うか」を考えて、あなたの生き方をアップデートさせましょう。自分のために蓄えるのか、人のために使うのか、社会に還元するのか、いずれもあなた次第です。
また、お金の社会制度も押さえておくといいでしょう。「106万円の壁」などと言われる社会保険制度、「103万円の壁」と言われる所得税について、そのほか、扶養や控除についても押さえておくことが大切です。
さらに、自分の年金は何歳からいくら払われるのか、病気になったら健康保険でどこまでカバーできるのか、親が要支援・要介護になったときに、どのようなサポートを得られるのかなど、自分の将来にまつわるお金も知っておきましょう。
現実を知ると、やみくもに不安にならないでしょう。それに、お金の使い方も変わってきます。
【意識の改革が起こり、富の概念がガラリと変わる。次ページに続きます】