
いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ指導のスペシャリストである都恋堂「やさしいスマホ教室」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第162回のテーマは「iPhoneで削除した写真を復元するには?」です。
スマホで撮影した写真を整理などして削除したあとに、やっぱり必要だったと思うことはありませんか? iPhoneは削除しても30日間であれば復元することが可能です。今回はその方法をご紹介します。
消してしまった写真を「最近削除した項目」から復元する
写真を削除するところから復元するところまでの流れを説明していきます。
ホームから「写真」を開くと、撮影した写真が表示されます。削除する場合は右上にある「選択」をタップ。削除したいものを選びます。選択したものは写真の右下にチェックマークがつきます。そしてゴミ箱のマークをタップ。


削除していいのか聞かれるので「削除」と書かれたところを押します。するとこの写真は「最近削除した項目」に移動します。

もしこの写真を復元したい場合は、画面を下のほうまでスクロールします。「最近削除した項目」が出てくるのでこれをタップ。

復元したい項目を選択する
「最近削除した項目」をタップすると鍵がかかった画面に移動するかもしれません。その場合は「アルバムを表示」を押したら、画面で求められた通りFace IDやTouch ID、パスコードを使ってロックを解除します。


すると先ほど削除した写真が表示されます。そして右上にある「選択」をタップ。

復元したい写真を選んだら、右下の3点マークをタップします。

出てきたメニューから「復元」を押します。

そして「写真を復元」をタップ。これで復元されます。

削除してしまっても30日以内なら復元できるので、うっかり消してしまったりやっぱり残しておきたいと思ったりした写真は元に戻せます。ぜひ活用してみてください。
文/Hicary+都恋堂「やさしいスマホ教室」
都恋堂「やさしいスマホ教室」
株式会社都恋堂では、「どんな人も取り残すことなく、スマホの便利さや楽しさを届けていきたい」をコンセプトに、これまで60歳以上の方々、約500人以上のシニアの皆さんを対象にスマホ教室を運営しているほか、企業主催の講座や講演会の講師、オリジナルの教科書制作も行っています。
https://www.yasashii-sp.com/
