いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ指導のスペシャリストである都恋堂「やさしいスマホ教室」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第110回のテーマは「iPhoneアプリを自動的にアップデートする方法」です。
スマホアプリは、ちょっとした問題点の解決やリニューアルなどで、アップデートされるものがほとんどです。ただし、自分でダウンロード作業をしない限り、アップデートされた最新のものにはなりません。でも自動ダウンロードの設定をしておけば、自分で操作をしなくてもいつも最新のものにアップデートできます。その方法をご紹介します。
「設定」にある「App Store」から設定
ホーム画面にある「設定」をタップ。スクロールし、「App Store」と書かれた項目を押します。
そして、「自動ダウンロード」にある「Appのアップデート」をオン(スイッチを緑色)にすれば完了です。
モバイルデータ通信の設定をする
ただし、アップデート時はデータ通信が発生するので、自動的にアップデートするように設定していると、いつの間にか通信量をたくさん使ってしまうこともあるかもしれません。自宅のWi-Fiなど、通信量に制限がないものにつながっているときだけアップデートしたい場合は、「モバイルデータ通信」の設定もあわせて行うことをおすすめします。
先ほどの「自動ダウンロード」の下に「モバイルデータ通信」の項目があるので、ここで「自動ダウンロード」をオフ(スイッチを灰色)にします。これで設定完了です。
もし、データ量が少なく、モバイルデータ通信を使っても問題ないのであれば、別の方法があります。まず「Appダウンロード」の項目をタップ。
ここで、「200MB以上のときは確認」にチェックを入れたら、前の画面に戻って「自動ダウンロード」をオンにします。
アプリのアップデートは、つい忘れがちですよね。アプリを快適に使うには最新の状態にしておくのがベスト。そのためにも、自動的にアップデートしてくれるよう設定しておくのもひとつの手。今回の記事を参考にぜひ試してみてください。
※iPhone SE/iOS16.2で実施。
文/Hicary+都恋堂「やさしいスマホ教室」
都恋堂「やさしいスマホ教室」
株式会社都恋堂では、「どんな人も取り残すことなく、スマホの便利さや楽しさを届けていきたい」をコンセプトに、これまで60歳以上の方々、約500人以上のシニアの皆さんを対象にした『やさしいスマホ教室』を運営しているほか、企業主催の講座や講演会の講師、オリジナルの教科書制作も行っています。
https://www.yasashii-sp.com/