意識の改革が起こり、富の概念がガラリと変わる
――コロナ禍あたりから、社会全体でお金への感覚が変わったような気がします。豪邸に住み、外車に乗り、札束をアタッシュケースに入れているという、古くからのお金持ちのイメージが崩れたと感じる人も多いです。
水晶玉子さん そうなんです。西洋占星術では、2018年に改革の星・天王星が、経済の星座・牡牛座に入りました。このあたりから、キャッシュレスが進み、オンラインバンクやネット証券会社が続々と登場し、利便性も向上。
コロナ禍も後押しになって、決済方法も多様化しました。お金の流れも一気に複雑かつ多様化しました。仮想通貨、NFTなど所有することはもはや当たり前に。金融の流れが変わり多くの価値が生み出されています。これまで銀行口座での預金一辺倒だった人が、NISAやiDeCoを始めたりと、意識の改革は驚くようなスピードで起こりました。
そんな変革を起こした天王星が、2025年7月7日に双子座に移ります。双子座は情報と学びの星座です。金融テクノロジーがますます進化し、AIによる資産運用もますます進み、仮想通貨の価値変動なども起こり、富の概念がガラリと変わる可能性が。お金にまつわる変化の総仕上げとも言えるこの時期に向けて、最新情報を学んでおくといいと思います。
――お金の価値観が変わることは、儲け方も変わってくるということですか。
水晶玉子さん 世の中が変わりますから、今までのビジネスのやり方では、利益が出せなくなる業界も出てくると思います。世界全体の価値観も変わってきているので、「成功のセオリー」みたいなものに縛られないほうが良いでしょう。
そこで金運を得るためには、自由な発想で好きなことで副業を始めて、少しでもいいから対価を得たり、何かに出資してリターンを得たり。社会貢献活動に投資するなども起こるでしょう。
手持ちのものを運用するという視点も大切です。例えば、実家が空き家になっていたら、それを人に貸したり、空き地を菜園にしてみたり。持っているもので人と繋がるほど、お金の運は入ってきます。
あとは、何か楽しそうなことがあったら、皆に声をかけることも金運向上に繋がります。面倒だとは思いますが、幹事役を買って出て調整するのもおすすめのアクションです。
人ってみんな意外に特技があったり、大事にしている好きなものもある。ご自身では「私なんて、何の取り柄もありません」とおっしゃる方が、家庭料理の達人だったり、法務や会計のエキスパートだったりすることが多々ありました。自分ではあたり前にやっていることだからと気づかないことも多いけれど、2025年はそういうものをもう一歩踏み込んで突き詰めてみるのもラッキーアクションです。
――いますぐできる金運アップのコツはありますか?
水晶玉子さん 1回目、2回目でもお伝えしましたが、やはり吉日の効果はとても大きいです。天赦日や、巳の日、一粒万倍日などに、財布を新しいものにすると、金運が上がってきます。財布だけでなく吉日に買い物をすると、物と良い縁が結べるので、それも運気をあげるコツです。
あとは、物事がリセットされて、動き出すという新月の日に目標を書くこと。「副業で1万円を得る」などと手帳に書くと、実現に向かって歩み始めますので、やってみてください。
吉日も新月も『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2025』に書いてありますので、参考になりますよ。
【モヤモヤも願望も手帳に書くことで運気アップ。次ページに続きます】