
Googleで言葉を入力すると、途中で候補が表示されることがあります。これは一般に「Googleサジェスト」と呼ばれる機能です。うまく使うと、調べたいことに早くたどり着けます。一方で、意図しない候補が出て戸惑うこともあるでしょう。
この記事では、スマートフォン(以下、スマホ)での使い方を中心に、基本のしくみから設定の見直し方まで、わかりやすく順にご紹介します。
※この記事ではAndroidを例に解説していますが、iPhoneでも大きく変わることはありません。Android・iPhoneともにOSのバージョンによって一定の差異がある可能性があります。
Googleサジェストとは何かを知る
検索ボックスに文字を入れた時、次の候補が出てきて驚いたことはありませんか? まずは、この機能が何をしているのかを整理します。仕組みがわかると、候補が出る理由や、上手な使い方が見えてきます。
入力途中に出る候補の正体
Googleサジェストは、検索ボックスに文字を入れた途中で、続きの言葉を予測して表示する機能です。「オートコンプリート」とも呼ばれます。長い言葉を最後まで打たなくても、候補を選ぶだけで検索しやすくなります。
表示される候補には、その時話題になっている言葉や、よく検索されている組み合わせが含まれることがあります。人によっては、過去の検索や利用状況が反映される場合もあるでしょう。
候補が出ると、何が便利なのか?
この機能のいい点は、調べたいことを短い入力で見つけやすいことです。言葉を正確に思い出せない時も、候補が助けになるでしょう。
暮らしの中では、次のような場面で役立ちます。
・店名の続きを思い出したい時
・料理名のあとに作り方を付けて調べたい時
・地名を入れて営業時間や口コミを探したい時
・症状名や制度名の表記を確かめたい時
候補を見るだけで、調べたいことへの入り口を見つけやすくなるのが大きな利点です。
「急上昇ワード」と「自分の検索履歴」は別もの
候補は一種類ではありません。ここを分けて理解すると、設定の見直しもしやすくなります。
「急上昇ワード」とは、その時点で話題になっている検索候補です。自分が検索していなくても表示されることがあります。
一方、過去の検索に関係する候補は、自分の利用状況に応じて表示されることがあります。つまり、「話題だから出る候補」と「自分の履歴に関係する候補」は、同じではありません。
この違いを知っておくと、「なぜこの候補が出るのだろう?」と感じた時に整理しやすくなります。
スマホで上手に使うコツ
ここからは、スマホでGoogleサジェストを実際に役立てる使い方を見ていきます。候補はただ眺めるだけでなく、言葉を足したり、候補を選び分けたりすることで、調べたい情報に近づきやすくなります。
まずは日常で試しやすい使い方から覚えておくと、活用しやすくなるでしょう。
候補を見ながら調べたい内容を絞り込む
Googleサジェストは、最初から長い文章を入れなくても使えます。短い言葉を入れて候補を見ながら、調べたい内容を少しずつ絞るのが基本です。
1.スマホでGoogleアプリのGoogle検索画面を開きます。
2.検索ボックスに、調べたい言葉を短く入れます。

3.表示された候補の中から、目的に近い語句を選びます。
4.まだ広すぎると感じたら、別の言葉を足して再度候補を見ます。

料理を調べるなら、料理名だけを入れるより、「保存」「作り方」「冷凍」などの言葉を足すと探しやすくなります。店や施設を探す時も、地名や営業時間を加えると、知りたい情報に近づくでしょう。
思い出せない言葉を補う使い方
言葉の一部しか思い出せない時にも、Googleサジェストは便利です。正式な名前があいまいでも、候補から正しい言葉を見つけやすくなります。
1.検索ボックスに、覚えている言葉の一部を入れます。
2.表示された候補を上から順に確認します。

3.探している内容に近い候補をタップします。
4.検索結果を見て、必要なら入力し直し、別の候補に変えて試します。
この使い方は、うろ覚えの店名やサービス名を確認したい時に役立ちます。長い言葉を無理に入力しなくても、候補が補ってくれるのです。
検索結果は必ず確認を
候補が出ると便利ですが、表示された言葉がそのまま正しい答えとは限りません。候補は検索の入口として使い、最終的には検索結果の内容を確かめることが大切です。
1.候補を選んで検索結果を開きます。
2.上位の見出しだけで判断せず、公式サイトや信頼できる案内を確認します。
3.日付が古くないかを見ます。
4.必要に応じて、別の候補でも検索し直します。
特に、制度や医療、料金、営業時間のように変わりやすい情報は、候補だけで判断せず、検索結果の中身をよく確かめてみてください。
急上昇ワードの候補を表示しないようにするには?
便利な候補表示も、内容によっては気になることがあります。話題の言葉を出したくない時は、設定の見直しが役立ちます。ここでは、スマホを中心に、まず確認したい設定をご紹介します。
検索ボックスを開いた時に、話題の言葉が並んで気になることがあります。これは「急上昇ワード」に基づく候補です。Google公式では、この表示をオフにできる案内があります。
1.スマホでGoogleアプリを開きます。
2.右上のプロフィール画像、またはイニシャルをタップします。
3.「設定」を開きます。
4.「その他の設定」を開きます。
5.「予測入力の設定」をタップします。
※iPhoneの場合、「予測入力の設定」はありません。手順4の「その他の設定」から直接「急上昇ワードに基づく予測入力」をオフにします。

6.「急上昇ワードに基づく予測入力」をオフにします。

最後に
Googleサジェストは、検索の手間を減らしてくれる便利な機能です。入力の途中で候補が出るため、言葉があいまいな時も調べものを進めやすくなります。
気になる候補が出る場合は、急上昇ワードの設定を見直すことで、使い心地を整えられます。
まずはスマホで一度検索ボックスを開き、候補の出方を確かめるところから始めてみてください。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











