いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ指導のスペシャリストである都恋堂「やさしいスマホ教室」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第122回のテーマは「iPhoneでタップできるところがわかるように下線を付ける方法」です。
アプリによって、どこがタップできるかわからないものもありますよね。iPhoneでは、設定によりタップできるところがわかるように下線を付けてくれる機能があります。その方法を紹介します。
設定の「アクセシビリティ」から操作する
まずホーム画面にある「設定」をタップし、「アクセシビリティ」を押します。
出てきた項目の中から「画面表示とテキストサイズ」をタップします。
「ボタンの形」という項目があるので、右端にあるスイッチをタップして「オン」(緑色)にします。
設定を「オン」にするとクリックできる部分に下線が表示
設定が反映されているか見てみると、設定前に下線がなかったところが、設定後には表示されるようになります。
ただし、アプリによっては、下線が反映されないようになっているものもあるので、その点に気をつけてください。
タップできる場所がわからないときがあって、操作が不便に感じている人は、今回紹介した機能を活用してみてください。
※iPhone SE/iOS16.2で実施。
文/Hicary+都恋堂「やさしいスマホ教室」
都恋堂「やさしいスマホ教室」
株式会社都恋堂では、「どんな人も取り残すことなく、スマホの便利さや楽しさを届けていきたい」をコンセプトに、これまで60歳以上の方々、約500人以上のシニアの皆さんを対象にした『やさしいスマホ教室』を運営しているほか、企業主催の講座や講演会の講師、オリジナルの教科書制作も行っています。
https://www.yasashii-sp.com/