元同級生がバツイチ子持ちに。付き合うことはできても結婚は想像できなかった
その後は仕事では別会社に引き抜かれるなど着実にキャリアを重ねるも、恋愛では失敗続き。いい感じにはなるものの、結局選ばれないという恋愛を繰り返したという。
「仕事は、攻略方法がわかるんです。こうやっていけば効率良く進めていけて、他の仕事にも着手できるなという感じに。しかし、恋愛はまったくわからない。毎日連絡していて、食事に行けば手をつないだりもする関係だったのに、陰では私の同僚とずっと不倫関係だったこともあった。相手から誘われて体の関係もあったのに、『付き合うのは違う』と言われて、結果本命が振り向いてくれるまでのつなぎだったり……。結果を受け入れられないことばかりでした」
達也さんの妻とは高校の同級生。たまたま少人数で開催された同窓会に誘われ、そこで再会して連絡を取るようになっていった。
「相手はバツイチで子どもがいた。最初は恋愛をまったく期待していませんでした。半年ほどは友人関係を続けて、付き合うようになったんですが、その後も結婚というのは、本音を言うと、難しいんじゃないかなって思っていました」
結婚しようと思ったのは相手の現実的な理由から。それでも最初は幸せな3人家族だったが……。【~その2~に続きます】
取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。