【義家族との間】「出産を経て、夫婦生活は一切なくなった…」デリケートなことまで赤裸々に母親と相談していた夫～その1～

元同級生でお互いの実家も近いのに、交際期間に親たちとの交流は一切なし

綾乃さんと旦那さまの出会いは高校時代。しかし高校時代はお互いに名前を知っているだけの関係で、大人になってからSNSで再会して恋愛に発展したとのこと。

「当時のSNSは数えるぐらいしかなくて、その中で同じ高校出身の同級生が何人か集まって、１人の発言から同窓会しようということになったんです。SNSでつながっている人たちだけなのでクラスも関係なく10人ぐらいしか集まりませんでしたけど、その中に夫がいました。高校時代は一度も同じクラスにもなったことがなくて、ちゃんと話したのはその飲み会が初めて。そこで連絡先を交換して遊ぶようになり、３年の交際を経て結婚しました。実は初めての彼氏です」

同じ高校ということで実家も数駅の距離にある近さ。お互いのご両親への挨拶もスムーズに終わります。付き合っているときから旦那さまにはマザコン気味なところを感じていたと言いますが、義母のほうはさっぱりした感じだったとか。

「そんなにしょっちゅう連絡を取っているわけではなさそうでしたけど、付き合っている間に彼は転職したり、良性だったんですが粉瘤ができて手術するときとかも、私よりも先に母親に相談していました。まぁ逆の立場でも当時まだ付き合っているというだけの彼氏という関係よりも、私も親に相談するだろうなって思っていたから特に気にしていませんでした。

義両親に実際にお会いしたら、『もらってくれてありがとう』とか、『早く結婚してほしかったからホッとした』とか、どちらかというと家のお荷物的な言い方で。義母とも特に仲良しな様子もなくて安心していたんですけど……」

夫は夫婦生活まで赤裸々に母親に報告していた。

【～その2～に続きます】

取材・文／ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社２社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。