大河ドラマと言えば「シニア世代に人気」というイメージがありますが、近年では若い世代にもブームが広がりつつあります。今年2月に最終回を迎えた「麒麟がくる」では、長谷川博己氏演じる明智光秀と染谷将太氏演じる織田信長、討つ者と討たれる者である両者の関係性とその結末がSNSで大いに盛り上がりました。また、現在放送中である渋沢栄一の生涯を描いた「青天を衝け」も、多くの視聴者がこれからの展開を楽しみにしているようです。
老若男女問わず大河ドラマ人気が広がり、漫画やゲームなどでも歴史を描いた作品が話題を集める昨今。タメニー株式会社(https://tameny.jp/)は、20~30代の未婚男女に対して、憧れる大河ドラマの主人公など歴史をキーワードにアンケート調査を行いました。
若い世代が憧れる大河ドラマの主人公1位は福山雅治氏が演じた龍馬伝の「坂本龍馬」
20~30代の未婚男女2,400人を対象に「憧れる大河ドラマの主人公」を調査したところ、1位~10位はこのような結果となりました。
1位は2010年に放送された「龍馬伝」より、福山雅治氏が演じた「坂本龍馬」でした。放送から10年以上が経過していますが、未だにその人気は衰えていないようです。
そして、最新作「青天を衝け」の主人公である「渋沢栄一(吉沢亮氏)」が2位、2016年放送の「真田丸」から「真田幸村(堺雅人氏)」が3位と続きます。
「キングダム」や「無双シリーズ」、「刀剣乱舞」の影響で歴史好きに
歴史を好きになるきっかけにはどんなものがあるのでしょうか。学校の授業はもちろんですが、歴史小説や漫画、映画など歴史上の出来事や人物を題材にした作品から興味を持つケースもあるのではないでしょうか。
「何かに影響を受けて歴史が好きになったことがあるか」と尋ねたところ、「学校の授業」が最も多く67.4%を占めていました。続いて「漫画・アニメ」(23.4%)、「ゲーム」(15.0%)の順で回答がありました。
具体的な作品名について聞いたところ、漫画では「三国志」、テレビアニメ化・実写映画化もされた「キングダム」といったタイトルが多く挙がっています。ゲームでは「真・三國無双」「戦国無双」などの「無双シリーズ」や、「戦国BASARA」なども歴史好きになるきっかけになっているようです。また、「薄桜鬼」や「刀剣乱舞」はゲームだけでなく、アニメや舞台などいくつかのメディアでそれぞれ回答がありました。
「薄桜鬼シリーズ」はゲームを原作として、テレビアニメ化・舞台化など幅広く展開している人気のタイトルです。現在も新作を発表し続け、女性を中心に人気を集めています。「刀剣乱舞」も同じように原作ゲームだけでなく、TVアニメ、劇場版アニメ、舞台やミュージカルなどさまざまなメディアミックスが行われ、どれも大ヒットしています。
歴史という共通の趣味があると、話題が増えたりデートに誘いやすくなったりと、距離を縮めるきっかけにもなります。大河ドラマや歴史に注目してみることで、パートナーとの共通の趣味が見つかるかもしれません。
「歴史」調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳の未婚男女2,400人
集計期間:2021年5月17日~18日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しております。