名の知れたレストランでも、ホテルを会場にしたパーティでも、「ジャケット着用」としながらも、ノーネクタイが許される、緩やかなドレスコードを定める場面が増えている。身も心もリラックスできるため、食事が美味しく進み、会話も弾むのだから、こんな嬉しいことはない。
しかし、控えめな色合いのスーツやジャケットが主流の紳士の装いにおいて、ネクタイは、その人の個性を表現するチャンスを与えてくれる楽しいアイテムといえる。
華やいだ催しが増えるこれからの季節に、そんなネクタイに代わる紳士のアクセサリーとして、また、ワンランク上の装いを楽しむために、サライ世代に薦めたいのが『ミキモト』のピンブローチだ。
1893年、世界で初めて真珠の養殖に成功して以来、日本の近代宝飾史の扉を開き、その道筋を切り拓いてきた『ミキモト』は、まさに、日本を代表する世界のジュエラー。現在、『ミキモト』のラインナップには、カフリンクスやネクタイピンといった、紳士のアクセサリーが豊富に取り揃えられている。
そんな中から、ここに選んだのが、“ピンブローチ”の新作。ネクタイを締めずともドレスアップ感を演出できるこのピンブローチは、18金ホワイトゴールド(WGK18)のベースに、煌めくダイアモンドのあしらい。ご覧のとおり、その小さな世界には、世界に名だたるジュエラー『ミキモト』ならではの繊細な細工の美しさが光る。
さらに、目を惹くのは、スクーター、クラシックカーといった、個性豊かなデザイン。「どんな車がお好きなのですか?」。スーツの上着やジャケットの衿につけたそのピンブローチは、初対面の人との会話の取り掛かりにもなり、相手の記憶にもきっと長く残るだろう。
発売は11月から。年末年始に増えるハレの日の装いの華やぎのアクセサリーとして、さて、どれを選ぼうか、と思い悩む時間も楽しいものである。
問い合わせ先/0120・868254(ミキモト カスタマーズ・サービスセンター)
https://www.mikimoto.com/jp/
文/堀けいこ