『Runner』『大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い~』など、サライ読者の青春のワンシーンを彩る楽曲を世に送り出したアーティスト・サンプラザ中野くん。2021年11月にミニアルバム『旅人よ~The Longest Journey』を発表。このインタビューでは、アルバムについてのほか、還暦を迎えてスリムな体型を保ち、ミュージシャン、ユーチューバー、ラジオパーソナリティのほか、精力的に活躍し続けている秘訣を伺った。

ここでは、健康の秘訣について紹介していく。

【コロナ禍に生きる人々の応援歌については前編で】

サンプラザ中野くん
1960年生まれ。アマチュアバンドを経て1984年にロックバンド・爆風スランプのヴォーカルとしてデビュー。1999年4月に爆風スランプを活動休止後は、ソロ活動を開始。歌手のほか、健康や投資をテーマに執筆や講演活動を行う。2008年1月からは「サンプラザ中野くん」と名前をリニューアルし、活動を続けている。
2021年4月からラジオ番組『ディスカバー・クイーン』(NHK-FM)のメインパーソナリティーに就任。

スリムな体型と、健康的な体を維持する秘訣

――サンプラザ中野くんは、健康・投資に一家言持つ、ロック歌手として唯一無二の存在とも言えます。まずは、健康を意識するきっかけをお伺いしたいです。

健康に関しては、それこそ、1996年に『旅人よ~The Longest Journey』を猿岩石のためにインドまで歌いに行ったあたりが絶不調だったんです。気分も悪く、胃腸の調子も悪かった。それにインドの暑さや環境などもこたえました。

あの時の自分の状態は、人生で最も重い体重をマークし、肉と甘いものを交互に食べるという生活が続いていました。。睡眠不足や体調やメンタルのアップダウンもありました。

あまりにも体調が悪いことと、父の死が重なって、当時30代後半の僕は生活を見直すことにしたのです。いろいろ調べて、ベジタリアンになるのが簡単だと思ったのです。

――30代後半と言えば、まだまだ若い。なぜそこまで体調が悪くなったのですか?

当時はバブルの余韻が残っており、「イタリアブランドのスーツを着こなさなければダメだ」みたいな思い込みがあったんですね。

そこで、僕はトレーニングを始めたのです。毎日コツコツとトレーニングをすればいいのに、ショートカットしようと、プロテインを摂り始めたんです。極端から極端に走る性格ということもあり、毎日大量のプロテインを食べては、トレーニングをする生活を送っていました。

体調がおかしいと思ううちに、スキーに行ったらじん帯を切ってトレーニングできなくなった。その後に挑んだインドのロケが辛くてたまらなかったんです。自分の生命や健康について、強く意識をしました。

【人生125年説を知り、人生が変わった……次のページへ続きます】

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