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経営者はなぜ「オーダースーツ」を着るのか？

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2019/9/18

オーダースーツ

人が視覚から得ることのできる情報は全体の55%といわれており、第一印象の良し悪しに関しては出会って3秒で判断されると言われています。ビジネスの場において第一印象は特に重要であり、見た目の印象で相手が信用に足る人物なのかを数秒で判断されてしまうのです。
株式会社K-51インターナショナルが、経営者の方を対象に、「経営者のオーダースーツ事情と初めてのオーダースーツ」に関する意識調査をしました。経営者がオーダースーツを着るようになったきっかけ、オーダースーツに身を包むようになってからの変化について、ぜひご参考にしてください。

■オーダースーツは複数持ちで「影響力」や「存在感」が強まる！

まず、「オーダースーツを仕立てたことがありますか？」と質問したところ、７割以上の方が「はい」と回答しました。
また、「現在何本のオーダースーツをお持ちですか？」という質問には「2本以上」（28.5%）という回答が最も多い結果となり、７割以上の方が複数本所持していました。

オーダースーツ

経営者の多くは、「影響力」や「存在感」には見た目が関係していることを理解している方が多く、着回しができるよう複数本所持していることが分かりました。

■オーダースーツとの出会いのきっかけは「昇進」

次に、「初めてオーダースーツを購入(仕立てた)した年齢を教えてください」という質問をしたところ、「20～25歳」（31.4%）、「26～30歳」（26.0%）、「31～35歳」（21.2%）という回答が多く挙げられました。
その際の役職をうかがったところ、６割以上が何らかの役職に就いてから購入されたことが分かりました。

オーダースーツ

これらの方々は、会社や社会的にも立場や責任が重くなっていることから仕事における影響などを考慮し始めたため、係長以上の役職に就いてからオーダースーツを購入されるということが増えたと考えられます。
とはいえ、経営者になる方は比較的若い年齢かつ、主要な役職がつく前からオーダースーツに身を包み、高い意識で仕事に臨んでいることが分かります。

ここで、オーダースーツを仕立てようと考えたきっかけをご紹介します。

・社員の注目を集める地位だから（愛知県/20代/当時の役職：課長クラス）
・身分と身なりを合わせたくて（北海道/30代/当時の役職：部長クラス）
・綺麗に見え、気持ちが切り替わるから（大阪府/30代/当時の役職：一般・リーダークラス）
・経営者となって外見もそれなりの身だしなみを整える必要があったから（東京都/40代/当時の役職：経営者）

様々な意見が挙がりましたが、部下を持ち、少なからず影響力がある立場になると身なりにもこだわりが強くなったという傾向がみられます。

■オーダースーツにかける平均予算は？

役職が上がればその分年収も上がることが多いですが、その分オーダースーツの本数に変化はあるのでしょうか？
「年収に対してオーダースーツの本数に変化はありますか？」と質問したところ、「いいえ」（50.8%）という回答が多く、年収に余裕ができたからではなく、意識の高さがこのような回答結果を生んでいるようです。
そんなオーダースーツの平均予算は「7万円以上10万円未満」（31.6%）という意見が最も多く、ブランドであったりこだわりが多い場合、その値段は上昇傾向にあるようです。

オーダースーツ

では、既製品のスーツとオーダースーツにはどのような違いがあるのでしょうか。
「既製品スーツとオーダースーツの差はどんなところに感じますか？（複数回答可）」と質問したところ、「フィット感」（69.5%）という意見が最も多く、次いで「シルエット」（47.4%）、「デザイン性」（26.8%）、「重量感」（16.8%）、と続き、「感じない」という意見はわずか7.6％でした。

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