都内から車で約2時間、東武特急でも2時間で到着する鬼怒川温泉。鬼怒川温泉駅から徒歩3分の地に『鬼怒川金谷ホテル』が立つ。 モダンなチェアやソファが設えられた広いラウンジで和菓子とウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。窓から降りそそぐ日差しと、目の前に広がる木々の緑が寛ぎの滞在を期待させる。
全室リバーフロントの客室は、全6タイプ41室。なかでも、5室あるクラブフロアの洋室はすべて意匠が異なり、洋間を基本に琉球畳や障子など、和を上品に取り入れた落ち着きあるスペースだ。
クラブフロアの客室のテラス席は、眼下を流れる鬼怒川のせせらぎと、目の前に広がる緑あふれる大自然に包まれた特等席。
シモンズベッド、自然派ブランドのjohn masters organicsのアメニティを備えるクラブフロアの洋室。1泊2食3万8000円~。
客室のミニバーは、ワインやミニボトルのウィスキーなど充実のラインナップ。ワイングラスやウィスキーグラスも備えられている。 客室で一息ついたら、温泉へ向かう。
大浴場「四季の湯」は大理石の内風呂と白御影石の一枚岩を使ったふたつの露天風呂と低温サウナを備える。湯涼み用のガゼボのソファで温まった体を休ませることもできる。翌日は、もう一か所の大浴場「古代檜の湯」で檜の香りの中で湯浴みを楽しみたい。
「古代檜の湯」は古代檜の内風呂と白御影石のアルカリ性単純温泉の露天風呂を備える。2か所の大浴場は男女で時間交替制。
「四季の湯」。専用バスローブ、自然派化粧品MARKS&WEBのアメニティ、豊富に用意されたタオル、飲用の湧き水などを備える。
月替わりのモダン懐石に舌鼓
ディナーはラウンジから始まる。軽くつまめるアミューズと食前酒を楽しんだら、前菜からはダイニングへ移動し、懐石料理をベースに洋のテイストを取り入れた金谷流懐石「和敬洋讃」を堪能。前菜は栃木名産の大谷石のプレートに四季が美しく盛りつけられる。
蒸し物の「名物金谷玉子」はホテル創業者であるジョン・カナヤが愛した、洋風茶碗蒸し。玉子と雲丹が生み出す、とろりとした濃厚な味わいと繊細なサバイヨンソースが舌に喜びを与えてくれる。この日のメインは「とちぎ和牛と春野菜のしゃぶしゃぶ」。メインは2種類から選べ、金谷オリジナル和風ビーフシチューを選べる月もある。 食後は、オリジナルのボンボンショコラや焼き菓子が並ぶスイーツワゴンがラウンジで供される。ディナーの余韻にひたりながら、甘いひとときを堪能したい。
メインの「とちぎ和牛と春野菜のしゃぶしゃぶ」。指定生産農家が稲わらや大麦中心の飼料で丁寧に育てた、栃木県の黒毛和牛ブランド。キメ細かく、風味豊かな肉を昆布出汁の湯にさっとくぐらせ、自家製のポン酢や胡麻だれでいただく。
手前は、春をイメージした前菜。鱒寿司のキャビアのせ、アワビ根と三つ葉の葉山葵和え、鹿沼蒟蒻の素麵仕立て、山菜のカクテルなど。中央の焼き物「竹の子彩り焼き」は蕗味噌でいただく。右奥は「金谷玉子」。
ゆかりあるJOHN KANAYAのボンボンショコラは1箱1800円。スタンダード、山椒や大葉などの和、ピーチなどの果実、酒の4種。
さらに、女性客から高い評価を受けているのが「琥珀エステ」。1万種以上の有効成分を有する琥珀は、肌の再生力を高め、アンチエイジング作用もあるとされる。琥珀球を使ったリンパマッサージやパックなど、一流の技による施術で至福のひとときを過ごしたい。 緑あふれるラウンジ、広い客室、気持ちのいい温泉、極上のエステ、繊細な料理、そしてスタッフの行き届いた心配り。体も心も自然にほぐれる、ほっと寛げる宿だ。
琥珀球でやさしくなでるようにフェイスライン全体をリンパマッサージ。琥珀エステコース付きのレディス宿泊プランもある。
パウダー状の琥珀を含む化粧品と琥珀の原石を加工した琥珀球を使った丁寧なエステを受けられる。
エントランスを入るとすぐ、ロビーの天井から美しく光彩を放つスカルプチャード・グラスの天女がゲストを迎える。
■特典■
予約時に『旅サライ2014春号』の「エステ付きプラン」と告げれば、本誌紹介のクラブフロア洋室に女性限定の「琥珀アンチエイジングコース(60分)1万2000円」が半額でセットになったプランを4万4000円で利用可。
宿泊対象期間:2014年7月18日まで(GW期間除く)。
「鬼怒川金谷ホテル」詳細
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1394
電話番号:0288・76・0001
チェックイン:14時
チェックアウト:11時
料金:1泊2食付き3万1000円~。
ウェブサイト:http://www.kinugawakanaya.com/
※予約時に必ず「旅サライを見た」とお伝えください。
※宿泊料金は基本的に通常タイプの部屋を1室2名で利用した場合の、1名様分の料金です。
※特に記載がない限り、消費税別・サービス料込みです。
※別途入湯税がかかる場合があります。
※掲載されている料理写真は一例です。