「納豆は体にいいから食べなさい」は本当?
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、食事に気を遣い始めた方も多いのではないでしょうか?
「免疫力を高める食べ物を!」
と、納豆やヨーグルト、野菜など、栄養価が高い食べ物を取り入れていらっしゃる方が多いと思います。
しかし、健康効果の高い食べ物は種類が多く、どれに何の効果があるのか、そして、自分にとって何がいいのかわからない方も多いでしょう。
なかでも、「納豆は体にいいから食べなさい」と言われたり、聞いたりした経験はありませんか?
では、具体的にどういったところが体にいいのかご存知でしょうか?
新型コロナウイルスの感染が拡大している今、少しでも免疫力を高めるために、体にいいものを摂って自身の健康・家族の健康を守りたいですよね。
そして、今、ひとりひとりが日々の生活の中で、自分自身の健康を守るために自分にできる取り組みが求められていると思います。
そんな中、今まさに新型コロナウイルスの対応を最前線で行っている医師の方々は、「納豆」に対してどういった見解を持っているのでしょうか?
そこで今回、そのもの株式会社(https://sonomono.jp/pr)は、医師を対象に「納豆」に関する調査を実施しました。結果をご紹介しましょう。
* * *
納豆に期待できる効果とは?
はじめに、医師は納豆のどのような効果を評価しているのか聞いてみました。
「納豆を食べることで期待できる効果のうち、評価するものはどれですか?(複数回答可)」と質問したところ、以下のような結果が得られました。
・整腸作用(納豆菌)…50.3%
・免疫力アップ(納豆菌)…46.1%
・血栓の予防(ナットウキナーゼ)…28.9%
・感染症・アレルギー予防(納豆菌)…27.4%
・解毒・抗菌作用(納豆菌)…23.0%
・骨折の予防(ビタミンK2)…22.6%
・更年期症状の改善(大豆イソフラボン)…16.7%
・高い栄養価…16.6%
・アンチエイジング効果(ポリアミン)…15.7%
・血糖値上昇の抑制(ポリグルタミン酸)…14.4%
納豆菌が関係している整腸作用や免疫力アップといったところに期待しているようです。
まさに納豆は、医師も様々な効果を認める”スーパーフード”ですね。
「納豆は体にいいから食べなさい」と言われている理由がわかります。
納豆を食べるなら朝?夜?
そんな健康や美容にいい納豆ですが、どのくらいの頻度で食べた方がいいのでしょうか?
「納豆を毎日食べた方がいいと思いますか?」と質問したところ、なんと約9割の医師が『はい(89.6%)』と回答しました。
継続して食べることで効果が期待できるようです。
では、毎日食べることを推奨されている納豆ですが、納豆を食べるのに適した時間帯はあるのでしょうか?
そこで、「納豆を食べるなら朝と夜どちらがおすすめですか?」と質問したところ、約7割の医師が『朝(69.5%)』と回答しました。
納豆を食べる時間帯を意識しているという方は少ないのではないでしょうか?
では、朝と夜それぞれの理由を聞いていきましょう。
■朝or夜?それぞれどういった効果が期待できるの?
朝がおすすめ!
・腸が動くから(20代/女性/神奈川県)
・消化吸収がいいタイミングのため(40代/女性/東京都)
・1日を始めるのに適した豊富な栄養素を含有しているから(50代/男性/愛知県)
夜がおすすめ!
・ナットウキナーゼは就寝時に吸収しやすい(50代/男性/千葉県)
・睡眠中に血液がドロドロになりやすいのて、血栓予防には夜食べるほうが効果的(50代/女性/東京都)
・体内消化がゆっくりだから(50代/男性/広島県)
医師ならではの回答が寄せられました。
自身の体の悩みや不調、食べやすい時間に合わせて食べるのがいいようです。
医師が納豆をすすめる理由は●●
では、医師はどういった理由から患者さんに納豆をすすめるのでしょうか?
「納豆を患者さんにすすめる理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『栄養価が高いため(赤ちゃんや食が細くなったシニアに)(60.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『腸内環境を整えるため(免疫力アップ・便通改善)(40.2%)』『骨粗しょう症予防のため(34.4%)』『伝統的な発酵食品のため(34.2%)』『婦人系の悩みに効果的であるため(肌荒れ、ホルモンバランス)(13.6%)』と続きました。
偏りがちな食生活が引き起こす栄養バランスの調整や、免疫力アップ・便秘改善に期待できることから、納豆をすすめるようです。
やはり”納豆は体にいい”と昔から食べ伝えられてきた食べ物だからこそ、幅広い年代の方が安心して食べられるのかもしれませんね。
では、多くの方におすすめの納豆ですが、医師自身も健康のために納豆を食べているのでしょうか?
そこで、「ご自身も健康のために納豆を食べていますか?」と質問したところ、なんと約9割の医師が『はい(88.5%)』と回答しました。
健康管理のために、医師も普段の食事に取り入れているようです。
医師が教える『納豆+●●』で栄養をたくさん摂れる食べ方
ここまでの調査で、納豆は毎日食べるのがいいということがわかりました。
しかし、「毎日食べると飽きてしまいそう…。」といった不安はありませんか?
そこで、医師がおすすめする健康的な納豆の食べ方を聞いてみました。
【医師に聞いた!納豆のおすすめの食べ方】
キムチ等の発酵食品と併せて食べるとよい(20代/女性/千葉県)
卵ご飯に納豆を入れる。 栄養のバランスがよい(30代/男性/神奈川県)
お酢をかけて食べると高血圧の予防になる(30代/男性/島根県)
醤油、ゴマ油、出汁、ピーマンみじん切り、鰹節、ゴマを混ぜて食べる。シンプルで栄養もあり美味しい(40代/女性/神奈川県)
オリーブオイルを入れると便秘解消によい(40代/男性/茨城県)
飽きずにおいしく食べることができ、且つ健康にもいいとなれば一石二鳥で嬉しいですね。
みなさんもぜひ、試してみてください!
調査概要:「納豆」に関する調査
【調査期間】2020年4月9日(木)~ 2020年4月10日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,032人
【調査対象】医師
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ