高齢化社会といわれる現代。自分のこと以上に、親の高齢化は心配だ。もしも親が要介護状態になった時に、どう対応すればよいのか。検討は早いうちにしておくに越したことはない。
在宅医療マッサージ株式会社が運営する”ドクターネイル爪革命(https://dr-nail.jp/)”が行った、親の介護経験がある30代~50代の男女を対象に「介護に関するアンケート」から、介護に関する意識や、身につけておくべき知識について紹介しよう。
【調査概要】
『介護に関するアンケート』
【調査日】 2019年3月5日(火)~ 2019年3月6日(水)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,001人
【調査対象】 親御様の介護経験がある30代~50代の男女
【モニター提供先】ゼネラルリサーチ
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9割近くの方が「介護は自宅で行った」と回答
親の介護経験のある方に、「介護を始めた時のご自身の年齢を教えてください」という質問をしたところ、『45歳~54歳(42.0%)』が最も多く、次いで『35歳~44歳(29.6%)』『25歳~34歳(16.7%)』と続いた。
次に、「介護はどこで行いましたか?」と質問したところ、9割近くの方が『自宅』と回答。もちろん金銭的な理由もあるが、多くの方が「親の介護はなるべく近くで」と考えているようだ。
本人が介護施設を嫌がるので…というパターンも多いそうだ。
介護をする際に準備不足で後悔したこと第1位は「知識不足」! 介護中に親と円滑なコミュニケーションが取れていた方の割合は…?
「親の介護に対する心構えはしていましたか?」と聞いてみると、6割近くの方が『していなかった』と回答。
次に、「介護をする際に準備不足だったと後悔したことはなんですか?」と質問したところ、6割以上の方が『知識不足だった(64.4%)』と回答し、次いで『バリアフリーに取り組んでいなかった(14.2%)』『介護費用を貯めていなかった(13.0%)』と続いた。
心構えをしっかりしておかないと、介護の準備にも身が入らない。
親のためにも、将来の自分自身のためにも、いつでも対応できるように心掛けておくことが、寝たきりや重症化の予防につながるはずだ。
また、「介護中は親御様と円滑なコミュニケーションを取れていましたか?」と質問したところ、『時々強く当たってしまった(55.0%)』という回答が半数近くを占めるという結果になった。
高齢者の中には「言えないけれど実はなにかしらのトラブルを抱えている…」という方はとても多い。家族が気が付いて対策をしてあげることはとても重要だ。普段から円滑なコミュニケーションを大切にしておきたい。
親への介護の準備は要介護になってからでは後手に回ってしまう。いつかは来るかもしれないという覚悟を持って、情報収集などの準備を行うことが大切だろう。
■ドクターネイル爪革命:https://dr-nail.jp/