近年、「おそ松さん」をはじめ、「デビルマン」や「ゲゲゲの鬼太郎」など昭和のアニメがリメイクされて話題になるケースが多い。親世代が小さいころに見ていたアニメを親子で楽しむ、という形や、小さいころに見ていたファンが作り手の世代になった、ということも大きいだろう。
今回、株式会社CMサイトのランキングサイト「ランキングー!」では『リメイクして欲しい昭和アニメ ロボット・メカ編』として13,237名の男女にリメイクしてほしい昭和ロボット・メカアニメは何かのアンケートを行った。昭和アニメのリメイクしてほしい、ロボット・メカ作品は果たして!?
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■リメイクしてほしい昭和アニメランキング(ロボット・メカ編)
第1位:宇宙戦艦ヤマト
「本当にいいアニメで大好きだから」
「今の時代に合わせて再現して欲しい」
「古いイメージしかないので、新しいヤマトが見てみたい」
「あの時代に未来を予測した素晴らしい発想力に感動しました!」
「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ第1作は昭和49(1974)年に放映された。第1作目のささきいさおが歌う主題歌、エンディングはアニメ史に残るに名曲といえる。今でも人気のこの作品は設定などを継続・変更しつつ今も続いている。
第2位:機動戦士ガンダム
「初代ガンダムが好きだったので、リメイクしてもらいたいです」
「昔のタッチでえがかないで最新のデジタル技術でみたい」
「フルにCGなどを駆使してリメイクして欲しい」
今年はガンダム40周年。今でも続くガンダムシリーズだが、この場合のガンダムは初代ガンダム(ファーストガンダム)ということだろう。キャラクターデザインの安彦良和により「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」として漫画、アニメになっている。
第3位:マジンガーZ
「子供の時好きだった。主題歌は今でも歌える」
「全ての巨大ロボットの元祖を今の技術で見たい!」
「とても好きだった。絵柄や装備がやはり古臭いので、進化したマジンガーZを観てみたい」
永井豪の漫画のアニメ化。水木一郎の主題歌もカッコイイ巨大ロボットアニメの金字塔。日本のみならず、海外でも大人気のアニメ。テレビアニメ最終話から10年後の世界の設定で2018年にアニメ「マジンガーZ / INFINITY」が公開されている。
第4位:鉄人28号
「なんと言ってもこれが一番」
「子供のころ、自分もリモートコントロールで鉄人を操縦してみたかった」
「テレビにかじりついていました」
「三国志」「魔法使いサリー」等で有名な横山光輝の漫画のアニメ化。最初のTV放映時はモノクロだった。主人公の金田正太郎が持っている鉄人を操縦するリモコンが敵のギャング団に奪われると、鉄人は意思を持たないため、悪の手先になってしまうという設定にハラハラした。
第5位:エイトマン(8マン)
「懐かしいけどもリメイクの可能性が低い……!」
「エイトマン、実写でも見てみたい気がする」
「歌が良かった。歌を変えないで見てみたい」
平井和正原作、桑田次郎作画の漫画が原作の「エイトマン」 こちらも放送当時はモノクロだった。上半身は動かず、下半身だけが素早く動く「エイトマン走り」をマネした子どもも多かったのでは。
【6位以下はこちら】
6位 | ゲッターロボ |
7位 | グレートマジンガー |
8位 | 宇宙少年ソラン |
9位 | ロボタン |
10位 | UFOロボグレンダイザー |
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いかがだっただろうか。1位から5位の作品は人気作であるゆえ、ほとんどリメイク作がある。だが、今回の「リメイクして欲しい」という希望は、オリジナルの続編や設定変更などではなく、当時のものをそのまま今の技術で、といった希望だろう。確かに昭和のセルのアニメを3DCGでそのまま作り直されたら、すごいものになりそうだ。だがその反面、がっかりしてしまう可能性も大きいのだが……。
有効回答者数:13,237名
調査日:2018年10月4日