■洞窟を上に上がっていくとそこには…
お参りをすると、左の頭上から光が射し込んでいるのに気がつきました。鍾乳洞の天井付近まで続く細い道があり、お賽銭を入れると通してくれるのです。振り返ると洞窟全体が一望でき神秘的な雰囲気。ゼイゼイ息を切らして上がっていくと山の中腹にポンと出られました。
そこから先は軽いハイキング。クモの巣を払いながら山道を登ると、イポーの街を見渡せる展望台にたどり着きました。
遠くの山並みがとてもきれいで信州に似ているような気もします。イポーは水がおいしくて有名ですが、あの山がおいしい水を供給し、おいしい野菜を育てているのでしょう。そんなことを考えているうち、お腹がすいてきたので、イポーの街に戻ることになりました。
次回は、イポー名物、モヤシ料理やスイーツを紹介します。
取材協力:マレーシア政府観光局