旅行

一度は宿泊したい！個性豊かな古民家の宿 TOP3

2021/10/7

最近古民家が話題になっています。宿泊施設にも日本ならではの良さを今に残す古民家を移築した温泉宿や、古い梁や家具などを再利用した部屋、地域に溶け込み暮らすように泊まれるリノベーションした古民家など、個性豊かな宿泊施設が多くあります。

旅行予約サービス「楽天トラベル」（ https://travel.rakuten.co.jp ）は、2020年９月１日（火）～2021年８月31日（火）の国内旅行の宿泊人泊数（＝宿泊人数×泊数）をもとに、「古民家が人気の宿ランキング」を発表しました。
ここでは１位から３位の宿をご紹介しましょう。

古民家が人気の宿ランキング TOP5
１位栃木県湯西川温泉桓武平氏ゆかりの宿揚羽〜ＡＧＥＨＡ〜
２位静岡県南伊豆弓ヶ浜温泉古民家の宿山海
３位静岡県天城湯ヶ島温泉白壁和とモダンが織りなす里山の古民家
４位京都府伊根の舟屋雅
５位静岡県阿多古屋

１位「湯西川温泉桓武平氏ゆかりの宿揚羽〜ＡＧＥＨＡ〜」

１位の栃木県「湯西川温泉桓武平氏ゆかりの宿揚羽〜ＡＧＥＨＡ〜」は、創業300年を超える老舗旅館。2020年7月にリニューアルオープンした1日3組限定の古民家客室には、約150年前の武家屋敷で使用されていた囲炉裏や調度品を移築しているため風情を演出しながらも、空調などは最新設備を揃え、快適に歴史ある空間を過ごすことができます。対象期間中の宿泊人泊数の前年同期比は+57.2%（約1.6倍）と伸長しており、特に20代の夫婦・カップルは+94.3%（約1.9倍）と成長をけん引しました。

２位「南伊豆弓ヶ浜温泉古民家の宿山海」

２位の静岡県「南伊豆弓ヶ浜温泉古民家の宿山海」は、約200年前に豪農の住宅として建てられ、1981年に移築し開業した南伊豆の山間に佇む宿泊施設です。実際に使われていた農古民具などに触れることができ、長きに渡りいぶされて黒光りしている梁やいろり道具が現在も使用されていることなどから、身近に歴史を感じることができます。また、スタッフによる江戸時代以降の生活様式の紹介や、感染症対策を兼ねた大浴場の貸し切りサービスが家族連れの旅行者に人気があり、静岡県内からの子連れ利用の前年同期比は+74.2%（約1.7倍）に伸びています。

３位「天城湯ヶ島温泉白壁和とモダンが織りなす里山の古民家」

３位の静岡県「天城湯ヶ島温泉白壁和とモダンが織りなす里山の古民家」は、明治時代に使用されていた建物を移築して1950年に創業された宿泊施設です。懐かしい温もりが感じられる館内や客室からは四季折々の風景が楽しめ、多くの文人が定宿にしていたと言われています。また、樹齢1200年の樹木や溶岩をくりぬいて作られた源泉かけ流しの露天風呂もクチコミで高い評価を得ています。静岡県内からの宿泊者の前年同期比は+101.2%（約2.0倍）と伸長し、ランクインに貢献しました。

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古民家の宿は、風情ある趣の建物や調度品も見どころです。古くからそれぞれの物が大切に扱われてきたから実現した空間。サステナブルが感じられる宿でもあります。古民家がテーマの宿へ出かけてみませんか。

【概要】
集計日：2021年8月10日（火）
集計方法：「古民家」のキーワードを含む宿泊施設または宿泊プランについて、以下の期間の宿泊人泊数（＝宿泊人数×泊数）を集計。
宿泊期間：2020年9月1日（火）～2021年8月31日（火）

※おでかけの際には、自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。また、新型コロナウイルス感染症の拡大の防止に十分ご配慮いただくようお願いいたします