目的地1位は東京ディズニーリゾート
具体的な目的地としては「東京ディズニーリゾート」が最も多く、全体の7.9%(「旅行に行きたいと思わない」と答えた人を除く5,417人が対象)でした。
大阪のUSJは3位、沖縄の美ら海水族館は5位、伊勢神宮は8位と各地を代表する施設も上位にランクイン。また、都市としては札幌が最も多く、次いで函館、箱根、富良野、金沢と続きました。
なお、都道府県別では1位が北海道、2位は沖縄県、3位は京都府。4位以降は大阪府、静岡県、長野県、神奈川県、石川県、福岡県、そして10位は東京都でした。
目的は温泉、自然、グルメがトップ3
旅行の予定がある人において、目的の中で最も多かったのは「温泉」で半数を超える54.6%、次いで「自然景勝地巡り」で45.1%、「食べ歩き、グルメ」で37.5%となりました。なお、温泉と自然は年代が高いほど人気が高く、グルメは全年代でほぼ同じ人気となっています。
「テーマパーク、遊園地」が21.8%、「まち歩き」16.6%、「買い物、ショッピング」14.7%、「神社仏閣巡り」11.9%、「ドライブ」11.6%、そして「のんびりくつろぐ」11.5%でした。「感染が収まれば検討したい」の回答者で最も多かったのは「食べ歩き、グルメ」で48.4%、次いで「温泉」の44.1%、「自然景勝地巡り」で44.0%でした。
マスク、消毒、換気が対策ベスト3
「宿泊先や観光施設にどのような対策を望みますか」という質問では、最も多かったのは「マスクの徹底」でおよそ6割の59.8%。次いで僅差で「徹底した消毒」が59.0%、「窓や扉の開放、室内換気」が36.2%となりました。こうした対策をしっかりと打ち出せるか否かが、集客には重要であるようです。
透明カーテンや検温などはいずれも2割程度、そして食事のスタイル、来場者数の制限については2割以下でした。
マスクと消毒については年代が高いほど要望が多く、60代以上ではいずれもおよそ7割が要望しています。また、男性がいずれも5割程度に対し、女性は7割弱と高いのが特徴でした。
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「GoToトラベル」の利用については十分に進んでいないことが明らかになるとともに、消費者としてはGoToトラベルへの参加の前に、新型コロナウイルス感染症の収束を優先する考えが強いようです。
<調査概要>
・調査方法インターネット調査
・調査対象18歳以上の登録調査モニター(約450万人)から年代、性別に均等となるように抽出(18~19歳は20代に含む)
・設問数10問+回答者属性9問
・有効回答数10,979人
・調査時期2020年7月17日~7月21日