工業デザイナーの柳宗理(1915~2011)は、端正な造形と実用性を併せ持つキッチン用品を数多く世に出した。この独特の形状のフライパンもそのひとつ。両側に注ぎ口を付けることで、油や湯切りができるようになっている。付属の蓋をずらせば蒸気抜きができ、噴きこぼれを防ぐ。
独自の形状のフライパンに、焦げ付きにくく熱伝導率のよい表面加工を施した。窒化加工により鉄製ながら錆びにくく、手入れもしやすいという優れた特性を持つ。
【今日の逸品】
柳宗理の窒化加工ダブルファイバーライン鉄フライパン
日本洋食器(日本)
6,480円~(消費税8%込み)