旨味と風味を引き立てる油分を抽出する新感覚の珈琲急須と磨き上げられたステンレスと漆が見事に調和する酒器をご紹介します。

1.常滑焼 お手入れがラクな珈琲急須

旨味と風味を引き立てる油分を抽出

日本茶を淹れるように手軽にコーヒーが楽しめる、常滑焼(愛知県常滑市)の「珈琲急須」。紙フィルターではなく、ステンレスメッシュフィルターで漉すので、コーヒーの油分はそのまま抽出される。この油分こそが、淹れたてのコーヒーの旨味や風味を引き立てる。コーヒー好きにお薦めしたい、新感覚の急須だ。

お湯を少しかけ、蓋をして1分蒸らす。湯を注ぎ2~3分待てば香り豊かなコーヒーができ上がる。
雑味はなくコーヒー本来の風味が漂う。一度にカップ約3杯分のコーヒーが淹れられる。急須とフィルターの洗浄も容易だ。
微細な100メッシュの特注ステンレスフィルターを使用。洗えば何度でも使えるので経済的。

常滑焼 お手入れがラクな珈琲急須

富仙窯(日本)
7980円(税込み)

2.漆磨(シーマ)本漆塗り・二重構造ぐい呑みとロックカップ

写真左から【1】ぐい呑み ブラック、【2】ロックカップ レッド

磨き上げられたステンレスと漆の見事な調和

ステンレスに漆塗りを施した、これまでにない酒器である。金属加工の町、燕市(新潟県)の研磨技術で仕上げた、二重構造のステンレスカップに、山中塗(石川県)の塗師が漆で仕上げた。

ステンレスに漆を塗るという困難な仕事を引き受けたのは、塗師の山谷尚敏さん(60歳)だ。ステンレスに直接、漆を塗ると弾かれてしまう。食品衛生上も問題のない下塗り材料を塗料メーカーとともに開発、下塗り後に加熱する温度や時間も何度も見直し実現した。

製品には越前和紙(福井県)のコースターが付く。燕市、山中塗、越前和紙という3つの産地の技術と工芸による協働品でもある。

漆器は時間とともに色合いが変わる。経年の変化を楽しみながら、長くご愛用いただきたい。

【1】ぐい呑み【2】ロックカップともに、福井県越前市の伝統工芸品である「越前和紙」のコースターが各10枚付属する。
ロックカップ、ぐい呑みともに、精緻に加工された二重構造になっている。保温性や保冷性に優れ、水滴もつきにくい。
(写真=【1】ぐい呑み レッド)
口あたりがよく、冷酒や燗酒の個性をそのまま伝えるぐい呑み。日本酒の味を損ねないよう、内側は24金のメッキで仕上げてある。
(写真=【2】ロックカップ ブラック)
ウイスキーのロックや焼酎のお湯割りなどにちょうどよい、大ぶりのカップ。金属の重みがほどよく、掌に漆の温もりを感じる。

漆磨(シーマ)本漆塗り・二重構造ぐい呑みとロックカップ

アサヒ(日本)
【1】ぐい呑み
ブラック・レッド
各9900円(税込み)

【2】ロックカップ
ブラック・レッド
各9900円(税込み)

 

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