親と別居している方は多くいると思います。
昨今、孤独死が話題に上がりますが、2019年の大阪府警の調査によると、誰にも看取られずに屋内で死亡し、1か月以上経ってから見つかった遺体は382体にも上っていると判明しました。
死後2日以上経ってから見つかった独居者(自殺者含む)は集計すると2,996人に上ります。
もしもの時に備えて、親と貴重品や遺品の話し合いはできていますか?
そこで今回、株式会社GoodService(https://www.kataduke-kaitori.com/)は、40歳以上の全国男女を対象に「遺品整理」に関する調査を実施しました。
親と一緒に暮らしていない人は〇割!
「自分の親と同居していますか?」と質問したところ、8割近くの方が『いいえ(76.4%)』と回答しました。
夫婦で住宅を購入したり、勤務地の関係があったりと、親と一緒に住んでいる方は少ないようです。
では、別で暮らしている親はどのようにして過ごしているのでしょうか?
「現在あなたの親はどのように過ごしていますか?」と質問したところ、『両親ともに実家で暮らしている(30.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『一人暮らし(26.3%)』『老人ホーム・介護施設に入居している(7.8%)』『病院もしくは中長期で入院している(1.7%)』と続きました。
両親が一緒に暮らしている、または一人暮らしをしているケースが多いということが分かりました。
自分の親とどのくらいの頻度で会えてますか?
自分の親と別々で暮らしている方は、どのくらい離れたところで暮らしているのでしょうか。
「親の住まいとの距離はどのくらいですか?」と質問したところ、『車(1時間以上)(33.1%)』と回答した方が最も多く、『徒歩・自転車圏内(18.8%)』『公共交通機関利用(1時間以上)(18.8%)』『車(30分未満)(13.5%)』『車(30分以上~1時間未満)(7.6%)』『公共交通機関利用(30分以上~1時間未満)(5.2%)』『公共交通機関利用(30分未満)(3.0%)』と続きました。
車で1時間以上かかるという方が多いことがわかりました。勤務地や嫁ぎ先によっては離れてしまうこともあるのかもしれません。
では、離れて暮らす親とは、どのくらいの頻度で会っているのでしょうか?
そこで、「別居している親とどのくらいの頻度で会っていますか?」と質問したところ、『1年以上会っていない(39.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『月1日程度(13.0%)』『2~3か月に1回程度(12.0%)』『半年に1回程度(11.0%)』『週1日程度(10.9%)』『1年に1回程度(7.8%)』『ほぼ毎日(5.8%)』と続きました。
1年以上会っていない方が多い結果になりました。仕事を休めなかったり、育児があったりとなかなか時間を割くのが難しいのかもしれません。
また、今の時代テレビ電話やLINEといったコミュニケーションツールですぐ連絡を取ることができるのも関係しているのかもしれません。
親の”孤独死”を心配に思う人が〇割!?
話題にも上がった「孤独死」ですが、離れて暮らす方はどう思っているのでしょうか。
「親の孤独死は心配ですか?」と質問したところ、約半数の方が『心配(21.8%)』『やや心配(24.1%)』と回答しました。
親と会う回数が少ないほど心配になりますよね。ましてや親が高齢だと尚更です。
久しぶりに顔を見せたり、近況報告をしたりするのも親孝行です。しばらく会っていない方はこの機会に会いに行ってみるのもいいかもしれませんね。
遺品整理・生前整理のことしっかり相談できていますか?
親が高齢になるにつれて、生前整理や遺品整理について考える機会があるのではないでしょうか?
「生前整理・遺品整理について、親と話し合ったことはありますか?」と質問したところ、『はい(18.7%)』『いいえ(81.3%)』といった結果になりました。
8割以上の方が話し合いをしたことがないとわかりましたが、話し合ったことがある方はどのような話をしたのでしょうか?
「どのような話がメインでしたか?」と質問したところ、『財産分与について(38.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『貴重品をどうするか(28.4%)』『契約について(16.8%)』『形見について(10.6%)』『その他(5.3%)』と続きました。
財産分与や貴重品は、あとから揉める原因にもなり得るので、しっかりと話し合うことが良いでしょう。
さらに身の回りの契約関係に関しても、解約の手続きに苦労したり、損をしてしまったりと様々なトラブルが出てきてしまうことがあります。
そのため、親の生活感や貴重品の場所など事前に把握していることが大切です。
そこで、「親の「生活感」や「貴重品がどこにあるのか」を把握していますか?」と質問したところ、8割近くの方が『いいえ(76.9%)』と回答しました。
把握できていない方がほとんどという結果になりました。後で苦労する前に話し合えることは話しておいた方が良いでしょう。
話し合いができてない人8割!「生前整理・遺品整理って大変そう…」実際に困ることとは?
生前整理・遺品整理に対してどういったイメージを持っている方が多いのでしょうか?
「親の生前整理・遺品整理と聞いて何が思いつきますか?(複数回答可)」と質問したところ、『契約や手続きなど全て処理できるか心配(43.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『貴重品や重要書類など区別できるのか(40.9%)』『整理する量が多くて大変そう(33.5%)』『思い入れのあるものは処分しづらそう(28.3%)』『整理の時間が取れるか(24.9%)』『業者に頼む場合の費用面の不安(19.1%)』『業者に頼んだ場合、貴重品や重要書類など区別されず処分されてしまわないか(17.0%)』と続きました。
契約関係や重要書類などどうすればいいのか心配になる方が多いようです。さらに、整理にも時間がかかってしまう印象があり、不安に思っている方も多いのかもしれません。
では、実際に生前整理を始めている方はどのくらいいるのでしょうか?
「実際に生前整理についての状況は?」と質問したところ、『考えていない(60.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『検討し始めた(19.1%)』『少しずつ整理し始めている(12.4%)』『万全である(8.0%)』と続きました。
生前整理を始めている方は約2割と少ない結果が出ました。
生前整理と遺品整理について、「大変そう」と心配しているにも関わらず、あまり着手していない方が多いようです。
後回しにしたら大変なことに…。今からでもできることを始めましょう
今回の調査で、遺品整理や生前整理について、話し合いができていない方が約8割いることが判明しました。
貴重品や重要書類などの把握をしていないと、後々大変なことになってしまいます。直接家に行って確認してみたり、相談してみたりするといいかもしれませんね。
調査概要:「遺品整理」に関する調査
【調査日】2020年3月6日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,152人
【調査対象】40歳以上の全国男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
