毎日を有意義に過ごすことは、健康を保つだけでなく、心の若さも保ちます。興味のある分野にどんどん関わりを深めて、残りの人生を充実させて過ごしたいものです。

株式会社ビズヒッツ(https://bizhits.co.jp)が、社会人の独身男女497人を対象に「休みの日の過ごし方に関する意識調査」を実施しましたので、ご紹介します。働く世代の皆さんはどんな時間の使い方をしているのでしょうか。有意義な時間の過ごし方について考える際のご参考にしてください。

社会人独身男女の休日は「映画・テレビ・動画を観る」

「休日の主な過ごし方」アンケート結果

社会人の独身男女497名に「休みの日の過ごし方」を聞いたところ、1位は「映画・テレビ・動画を観る」(208人)でした。2位「買い物に行く」(131人)、3位「家事をこなす」(113人)と続きます。

有意義な時間を過ごすためのヒントになりそうな1位「映画・テレビ・動画を観る」、4位「身体を動かす」、6位「本・漫画を読む」と回答した人のコメントをご紹介します。

1位 映画・テレビ・動画を観る

・録りためたドラマやバラエティ番組を観る(27歳女性)
・動画配信サイトで映画やドラマを観る(38歳女性)

「録画しておいたテレビ番組」「動画配信サイト」「YouTube」など、観ているコンテンツはさまざまでした。最近は無料や、リーズナブルな料金でコンテンツが楽しめるので、休日の楽しみとして活用している人が多いようです。

4位 身体を動かす

・ゴルフの打ちっぱなしに行く(24歳女性)
・散歩などで体を動かしています。公園に立ち寄れば、少し筋トレもします(34歳男性)
・近所のスポーツジムで運動して過ごす(43歳女性)

「ヨガ」「水泳」「サッカー」「ジム」「ウォーキング」「ゴルフ」など、多くのスポーツやエクササイズが寄せられました。身体を動かすのは運動不足やストレスの解消になるので、健康的な過ごし方といえるでしょう。スポーツチームに参加している人なら、「練習の後にチームメンバーとご飯に行く」などのコミュニケーションもとれて、さらにリフレッシュできそうです。

6位 本・漫画を読む

・1日中読書をして過ごしています(21歳女性)
・家でのんびり読書(40歳男性)
・図書館で本を借り、家で読む(48歳女性)

「本や漫画が好き」という人もいれば、「勉強のために読む」という人もいるようです。図書館や書店に行くと、意外な出会いがあるもの。興味のなかった分野の本から見聞が広がったりすることもありますよね。

休みの日を一緒に過ごす相手

「休日を一緒に過ごす相手」アンケート結果

次に、「休日を一緒に過ごす相手」を聞いたところ、「自分ひとり」(343人)と回答した人がダントツで多い結果でした。2位「恋人」(87人)、3位「友人」(66人)と続きます。

3位から5位の「友人」、「家族」、「ペット」についてのコメントをご紹介します。

3位 友人

・休みの日にしか長く会えないから(25歳女性)
・一番会いたい人だからです。会って話をすると落ち着きます(30歳女性)
・ひとりだと寂しい。つまらない(35歳男性)

「ひとりより誰かといるほうが楽しい」「気の合う友人と過ごすのは気楽」という意見が目立ちました。スポーツなどを通じて、友人関係を構築している人の他、共通の趣味など、会うこと以外になにか目的があると、お互いに誘いやすいのかもしれません。

4位 家族

・家族の時間をなるべく大切にしたいから(28歳女性)
・実家暮らしで親が車を所有していないため、休日に私が車を運転して、親と一緒に用事や買い物に行くことが多い(31歳女性)
・両親が高齢で少し健康状態に不安もあるので、長時間目を離せないため(50歳男性)

「同居しているから必然的に」「親が高齢で面倒をみなくてはいけないから」という意見があった一方、「家族と一番気が合うから」という人も。家族という一番身近な存在に対し、「気が合う」「一緒にいたい」と自然に思えるのは素敵です。「家族と楽しく過ごせる今を大切にしたい」と考える人も多いようです。

5位 ペット

・仕事の疲れを猫に癒してもらいたいから(20歳女性)
・恋人がおらず、周りの友達は忙しく休みが合わない(36歳女性)

仕事の日にペットを十分運動させてあげられない人は、休日にペットをつれて散歩やドッグランにいくこともあるでしょう。

後悔してしまう休日の過ごし方

「後悔してしまう休日の過ごし方」アンケート結果

最後に、「後悔してしまう休日の過ごし方」を聞いたところ、1位は「寝すぎる」(253人)でした。2位「動画・テレビばかり観ている」(59人)、3位「ダラダラ過ごす」(51人)と続きます。

それでは、それぞれのコメントを見ていきましょう。

・昼近くまで寝て過ごすともったいないと思う。また、夜いつもの時間に眠れず、生活リズムが乱れてしまうので後悔する(36歳男性)
・動画・テレビばかり観ていると「もっと自己投資・自分磨きできるのでは?」と考えてしまう(31歳男性)
・ネット・スマホばかり見て、建設的なことをせずに1日が終わってしまうことに罪悪感がある(52歳女性)
・外出しないと、いつもと違う体験をしなかったことに後悔してしまう(25歳女性)
・疲れていてランニングを諦めたときに後悔する。走らなければストレス発散できない(38歳男性)
・掃除などのやるべきことを疎かにしてしまうと後悔。予定通りに過ごせていないため、部屋が散らかったままになる(29歳女性)

動画鑑賞やSNSのチェックなど、とくに目的もなく1つのことを続けてしまったため、後悔するという人が多く見受けられました。無意識に「スマホ」「ネット」「SNS」から離れられない人が多いのかもしれません。スマホいじりの時間を減らしたいなら、時間制限・使用制限機能を利用してみるのも一案です。

また、「ずっと家にいると疲れる」「外に出ないとリフレッシュできない」といった回答も寄せられました。外出といっても、繁華街に行ったり遠出したりする必要はありません。「外出したいけど腰が重くて」という人は、近所の散歩から始めてみてはいかがでしょうか。外の空気を吸いながら歩くだけでもリフレッシュできるはずです。

***

アンケート結果では、「動画・テレビ・映画・ゲーム」など、ひとりでも楽しめるものが多くランクインしていました。一方で、目的なくスマホばかり見ながら1日を過ごしたことにより、後悔する声も少なくありません。また、若いうちはよく眠れるものですが、「寝すぎると逆に疲れがとれない」という意見もありました。規則正しい生活を心がけることで、充実した過ごし方ができる事は、世代に関わらない共通の要素でした。

調査概要
調査対象:社会人の独身男女
調査期間:2022年8月22日~24日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:497人(女性302人/男性195人)
回答者の年代:10代 0.8%/20代 35.6%/30代 37.1%/40代 18.5%/50代 6.8%/60代以上 1.2%

 

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