いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第76回のテーマは「Amazon Music Primeで音楽を聴く方法」です。
Amazonは買い物や映画・ドラマを見るだけでなく、音楽を聴くことができます。しかも有料会員のプライム会員になっていれば200万曲が聴き放題になる特典も。今回はこの聴き放題特典のAmazon Music Primeを中心に、iPhoneを例に音楽の聴き方を紹介していきます。
聴きたい曲を探す
すでにプライム会員に入っていて、Amazon Music Primeをダウンロードしている前提で話を進めます。まずダウンロードしてあるアプリを開いたら、Amazonに登録してあるメールアドレス、パスワードでログインします。
ログインするとこのような画面が出てきます。
たとえば、このなかから気になるものをタップしてもいいですし、聴きたいジャンルや楽曲があれば画面下部にある「見つける」から検索するのもおすすめです。聴きたいジャンルがあれば、「音楽ジャンル」のなかから当てはまるものをタップ。聴きたい楽曲があるのなら、画面上部にある枠にそのタイトルを入力して検索します。
そして出てきたもののなかから気になった楽曲やアルバム、プレイリストをタップします。プレイリストはAmazonが設定したテーマに沿った曲をリストアップしたもの。そのときの気分やシーンにピッタリの曲が聴けるのが特徴です。
ちなみに、新曲など「music unlimited」の印がついているものは、Amazon Music Unlimited対象楽曲。Amazon Music Unlimitedは有料のサービスで、個人プランであれば月額780円を支払わなければ聴けないため、その点ご注意ください。
楽曲を再生する
聴きたい楽曲を見つけたら再生します。たとえば、アルバムやプレイリストの場合、リストにある曲を最初から聴く場合は、アルバムやプレイリストのページにある再生ボタンをタップします。
すると再生画面が表示されます。再生メニューは中央のボタンが一時停止と再生。その右側にあるのが次の曲へスキップするボタン。左側にあるのが前の曲に戻るボタン。一番左にあるのが、ループのボタン。一度タップすると、アルバムやプレイリストの最後の曲が終わったら、また最初の曲からリピートして再生します。もう一度ループボタンをタップすると、今再生している曲をリピートします。一番右側はシャッフルボタン。タップすると、曲順ではなくランダムに再生されます。
楽曲によっては画面中央に歌詞が表示されます。もし途中で歌詞が表示されなくなった場合、「タップすると、歌詞が表示されます」と出たらその部分を押します。すると画面いっぱいに歌詞が表示されるようになります。
もし、リストのなかから好きな曲を聴きたいときは、楽曲再生ページの左上をタップ。するとアルバムやプレイリストの詳細ページに戻ります。そして画面をスクロールすると楽曲が表示されるので、そのなかから聴きたい曲をタップするとすぐに再生されます。
聴いているアルバムやプレイリスト、楽曲をライブラリに入れる
曲を聴いていて、再生しているアルバムやプレイリスト、楽曲を再度聴きたいときにすぐ再生できるようするにはライブラリに入れるのがおすすめです。アルバムやプレイリストごとライブラリに入れるには、その詳細ページにある「+」マークをタップします。
楽曲のみ入れる場合は、その楽曲の横にある「+」マークをタップ。
聴きたいときは、画面下部にある「ライブラリ」をタップ。そこにある「プレイリスト」や「楽曲」、「アルバム」という項目のなかから該当するものを押します。例えば「楽曲」をタップすると、これまでライブラリに登録した楽曲が出てきます。画面を上下にスクロールなどしてここから聴きたい曲を探し、タップすると再生されます。
アルバムや楽曲だけでなく、思いがけない名曲を見つけられるプレイリストが楽しめるのがAmazon Musicの魅力。また今回は具体的に紹介しませんでしたが、ラジオ局や独自に配信しているポッドキャスト(インターネットラジオ)を聴くこともできます。これまで活用したことがなかった人はぜひトライしてみてください。
※iPhone SE/iOS15.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/