結婚生活を「愛情がない」と言い切ってしまう

しかし、子どもが誕生してからその気持ちがどんどんなくなっていったと言います。

「結婚前後も妊娠中も、ある程度は自分の時間を作れていたものがまったくなくなってしまった。もう毎日イライラしていました。そのイライラは子どもに当たるわけにはいかないのですべて夫へ。

それでケンカが増えるのはどの夫婦にもよくあることなのかもしれませんが、元の愛情がないからなのか、ケンカの矛先が、揉めている事からその人、夫自身になってしまう。私だけではなく夫もそうです。この人のために何かをしてあげたいという気持ちがまったく持てなくなりました……」

そこから子育ては完全分担制に、お互いの両親への関わりもなくしたそう。期待したくない気持ちから、相手のことを一切構わなくなったとのこと。

「私は母乳が出なかったこともあり、日付で子育てを交換しました。夫は文章を書く仕事をしていて、自宅作業が多かったし、私は出産したときに一度職を離れたんですが、その後に業務形態を変えて週に数日という形で復帰していたので。

お互いの家族に関しては、お正月は自分の実家にそれぞれ帰ることにしたと両親に言い、結婚1,2年目以降は行っていません。子どもは、最初は私の実家ばかりだったんですが、大きくなってからは東北にある夫の実家で過ごすこともあります。

そして、夫のことはもう何も期待したくないから、本当に何もしていません。ご飯の用意を、ついでだからと用意しても食べない、食べたとしても何のお礼もないから、余計に嫌いになってしまう……、だから何もしないんです。夫は料理が好きみたいで勝手に作って勝手に食べています。私は子どもと一緒のときは作りますが、それ以外は出来合いのものですね」

そして、現在離婚問題が浮上。そこには梨花さん自身最低な問題があるそうで……。

「夫がコロナ禍もあり、地元に戻りたいと言っています。それで、ついてくるか、離婚かという選択を迫られています。そして、ついていかない場合は自分だけで戻るみたい。『1人ならすべてを新しく始めたい。子どものことは君がなんとかしてくれ』と。最低な発言だと思いますが、そのときに『私に任されても困る』って思ってしまって。私も最低でした……。

夫は来年には戻ると言っています。1人で東京に残る選択も含めて今話し合っている段階なのですが、また1人になりたいのか、子どもを育てていく自信がないのか、まだ3人で暮らすという選択肢は残っているのか、まったくわかりません」

取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。

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