いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第39回のテーマは「Wi-Fiのつなぎ方」です。
Wi-Fiが使えるように設定する
容量の大きいアプリのダウンロードやスマートフォンのOSのアップデートができるようになるだけでなく、データ利用量の節約にもなるのが、Wi-Fiを使ってインターネットを使うことです。ちなみにWi-Fiを利用するには、インターネット回線とスマホをつなぐためのホームルーターやモバイルルーターといった端末を用意する必要があります。今回はそれが用意できた前提で、iPhoneを例にWi-Fiを使う方法をご紹介します。
まず、ホームルーターやモバイルルーターの電源を入れておきます。そのあと、ホーム画面にある「設定」をタップし、その中にある「Wi-Fi」を押します。
「Wi-Fi」の右端にあるスイッチ部分をタップしてオンにします。
「ネットワーク」というところに、ホームルーターやモバイルルーターのSSIDが表示されたらそれをタップします。
パスワードを求められるので、ホームルーターやモバイルルーターで設定してあるパスワードを入力します。入力し終わったら「接続」をタップ。
ちなみにSSIDの左にチェックがあり、画面上部にWi-Fiのマークが表示されたらWi-Fiにつながっています。
Wi-Fiにつなぐメリット
Wi-Fiにつなぐメリットは冒頭にも言いましたが、Wi-Fiを使うことでOSをアップデートするためのデータや、容量が大きいアプリのダウンロードが可能になります。ちなみにOSをアップデートする利点は、そのときの状況に合った最適な機能を組み込むことができるので、よりスマホが使い勝手のいいものになること。ダウンロードができる環境であれば、なるべく最新のOSにアップデートするのがおすすめです。
ちなみにOSをアップデートするなら「設定」→「一般」から「ソフトウェア・アップデート」の項目を開きましょう。ただ、Wi-Fiにつないでいない環境でOSをアップデートしようとしてもダウンロードできないようになっています。
しかし、Wi-Fiにつなぐとダウンロードできるようになります。
なお、アップデートする際は万が一の場合に備えて事前にバックアップを取っておきましょう。
ほかにもホームページを見たり、LINEでメッセージのやり取りをしたり、スマホを使っていればインターネットにつながっていないと利用できないアプリを活用しますよね。
もしWi-Fiにつながっていれば、こういったアプリを使うときはホームルーターやモバイルルーターなどと契約しているインターネット回線を使用することになります。なので、携帯電話会社のデータ利用量を減らすことが可能。契約プランによっては通信料金の節約にもなります。
興味があったけどWi-Fiの使い方がわからなかった人など、今回ご紹介した内容を参考にぜひチャレンジしてみてください!
※iPhone7/iOS14.0.1で実施。
文/女子部JAPAN Hicary
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/