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健康

野菜から先に食べると健康になれる?|管理栄養士が教える野菜の理想的な食べ方

取材・文/渡辺陽

野菜から先に食べると健康になれる? 三角食べをしてみよう

コンビニでもいろいろな野菜サラダが販売されていて、夕方のデパ地下では、さまざまな野菜を使ったサラダ売り場が盛況です。「健康のために野菜をたくさん食べよう」と思っている方が多いのかもしれませんが、食べる順番も健康に影響するそうです。近畿大学医学部附属病院栄養部の管理栄養士、森田隆介(以下、森田)先生に「野菜の理想的な食べ方」を教えていただきました。

――野菜から先に食べると血糖値の上昇が緩やかになるというのは本当なのでしょうか

森田 「確かに、ごはんなどの炭水化物や肉や魚など主菜のタンパク質を摂る前に、野菜を食べると血糖値の上昇が緩やかになることが分かっています。ただ、野菜を先に食べるだけで健康になれるとは限りません。間違った食べ方をすると、かえって高血糖になることもあります。たとえば、とんかつ定食。千切りキャベツとトマトやきゅうりなどの野菜が付け合せについてきますが、ごはんやとんかつの量に対して野菜の量が少ないことがよくあります。また、ポテトサラダやかぼちゃのサラダは、確かに野菜のサラダなのですが、じゃがいもやかぼちゃは炭水化物を多く含んでいます。ラーメンの場合、野菜が入っているものもありますが、早食いになりやすく、5分位で完食してしまうこともありますよね。

・野菜を食べていても量が不足している
・じゃがいもやかぼちゃのサラダは炭水化物を多く含む
・野菜が入っていても、早食いすると脳にある満腹中枢に「満腹です」という信号が伝わる前に完食してしまうので、過食につながりやすい。

このような食事をしていると、いくら野菜を先に食べても血糖値が高くなる可能性があるのです」

――1日に野菜はどれくらい食べたらいいのでしょうか。

森田 「厚生労働省では、1日の野菜摂取量を350gとしています。生のままなら両手にいっぱいに乗る分で100gなので両手3杯分、加熱調理されたものであれば片手いっぱい分で100gなので片手3杯分くらいです。ただ、じゃがいもやかぼちゃを食べる場合は、ご飯やパンなど主食の量を少し減らして炭水化物の量を調節しましょう。れんこんやとうもろこしも、比較的炭水化物が多い野菜です」

――炭水化物は、あまり摂らないほうがいいのでしょうか。

森田 「それは違います。炭水化物は大事なエネルギー源になるので、1日最低でも100g必要とされています。一般的な大きさのお茶碗にご飯を盛り付けるとおおよそ150g程度で約250kcal、炭水化物量は55gとなり、ご飯の量がやや多めだと180g で約300kcal、炭水化物は66gになります。食パン6枚切り1枚の場合は、約160kcalで炭水化物量は28gです。食べ物の重量と炭水化物量は違うことも知っておきましょう」

――実際の献立には、野菜以外に主食のご飯や主菜もありますが、どのように食べたらいいのでしょうか。

森田 「実験では、野菜→主菜→炭水化物の順に食べたほうが、ご飯→主菜→野菜の順に食べたほうより血糖値の上昇が緩やかになることが分かっています。しかし、一般的に、いきなりご飯だけ食べる事は無いと思われます。何から食べるということよりも、食事に偏りがないように色んな食品をバランスよく食べるようにしましょう。古くから日本の習慣にある『三角食べ』もバランス良く食べる工夫の一つです。主菜→ご飯→野菜→そして再び主菜→ご飯→野菜というように、三角形を描くように順番に食べると様々な食品を組み合わせて食べるので、食事に偏りができにくいのです。あとはよく噛んで食べることも大事です。食事には最低20分かけるようにしましょう。ゆっくり食べると、食べ過ぎを防止し、血糖値の上昇を緩やかにする効果を得られるのです」

健康的な食事をしようと思っても、実践するのはなかなか難しいものですね。森田先生に教えていただいた4つのポイントを参考に取り組んでみましょう。

1.主食、主菜、副菜を揃えて、栄養バランスの良い献立を。(うどん+おにぎりのみ等、炭水化物だけにならないように)
2.野菜は1日350g以上を目標に食べる。
3.芋やかぼちゃを食べる時は、主食の量を控えめに。
4.食事は20分以上かけてゆっくりと。

栄養部 森田先生

森田隆介さん
管理栄養士、日本糖尿病療養指導士
神戸学院大学 栄養学部卒。平成27年4月より近畿大学医学部附属病院在職。

 

 

取材・文/渡辺陽(わたなべ・よう)
大阪芸術大学文芸学科卒業。「難しいことを分かりやすく」伝える医療ライター。医学ジャーナリスト協会会員。小学館サライ.jp、文春オンライン、朝日新聞社telling、Sippo、神戸新聞デイリースポーツなどで執筆。

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